発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害のわが子には責任感を持ってほしいと思っている
親の方は多いのではないでしょうか?
責任感は誰でもすぐに身についたものではなく、
誰もが持っているものでもありません。
日々の積み重ねの中で、育っていくものですね。
ただ、発達障害のわが子はその特性から
しなければいけないことを先延ばしにしていて、
結局は忘れてしないために責任感がない捉えられるわが子もいます。
そんな発達障害のわが子には
「自由」と「責任」はセットということを教えることが大切です。
発達障害のわが子の中には「自由」だけを求めて
責任があることを理解していないことが少なくはありません。
これは、発達障害のわが子が主観的にしか物事を見れずに
客観的に物事を見れないからです。
発達障害のわが子は目の前のことしか見えずに、
その先のことまで見通して考えることが苦手だからですね。
だから、発達障害のわが子は宿題をしなければいけないのに
目の前のテレビやゲームなどの遊びの誘惑に負けてゲームやテレビをして
宿題をするのを忘れてしまいます。
そして、宿題をしていない発達障害のわが子に親のあなたがイライラしてしまい、
なぜ遊んでばかりで宿題をしていないの?とガミガミしてしまうのですね。
そんな発達障害のわが子に責任感を持たせるためには
自分がしたことがどういうことになるのかを具体的に伝えることが大切です。
例えば、宿題をしなければいけないのに、
ゲームやテレビを見てしまっている発達障害のわが子には
「宿題をしないで学校に行ったら、先生に注意をされるよ」
「先生に注意をされるのは、自分が宿題をしなかったから自分の責任なんだよ」
「宿題は自分の知識をするためにするんだよ」
「宿題をしないと、勉強についていけなくって自分が困ることになるよ」
「宿題をして提出するルールが守れないと、人から信用されなくなっていくよ」など
自分の選んだ自由には、それに伴う責任もセットであることを伝えていくことですね。
宿題をせずに遊びを選んだ発達障害のわが子には
宿題をしないことへの代償(責任)が発生します。
物事は何事でも自分が選んだことへの責任が伴っていくからですね。
ただ、ここで意識して欲しいのは
物事の結果(責任)だけを重視して発達障害のわが子に伝えると、
わが子によっては結果だけにこだわってしまい、両極端思考になるわが子もいます。
両極端な思考に捉われてしまうと、完璧主義者になりやすくなるからですね。
完璧主義者の多くは責任感が強すぎてしまい、
鬱病や不安症などの二次的障害を起こすこともあります。
なので、発達障害のわが子ができるできないのではなく、
その過程や取り組む姿勢を親のあなたが伝えていくことが大切です。
意識してくださいね。
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