発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
発達障害のわが子のこだわりが強いことを感じていますか?
こだわりは、
わが子の個性でもありますが、
思考的には極端な思考になることがありますよね。
発達障害のわが子は
こだわりが強すぎるがゆえに、生きづらさを感じることもありますよね。
極端な思考とは、
白か黒というような「いいか、悪いか」の思考の事を言います。
この白か黒という思考になると、
自分の言動も、他人の言動も「いいか、悪いか」で判断してしまうために
融通が効かなくなるのですね。
そうしていくと、
「自分はきちんとしているのに、あの人はしていない」と
なることがあるのです。
発達障害のわが子によっては、
他人に対して「悪いことだ」と言ってしまう時もありますよね。
また、
発達障害のわが子によっては、
「自分はきちんとしているのに、何で・・・嫌だ。
自分がこう思うのがダメなんだろうか」と
自分自身を責めてしまうこともありますよね。
世の中は黒か白かではなく、
常にグレーであいまいなものです。
なので、
極端な思考の癖があると、
発達障害のわが子がきつくなりやすいのですね。
このような時の話し方のポイントは
「○○しないといけない」「○○すべき」
「私の意見は○○です」ではなく、
「あなたは、そう思っているのね」と肯定したうえで、
「こういう考え方もあるよね」と違う視点での考え方を伝えていくと
偏った思考が少しずつ和らいでいきます。
発達障害のわが子なりのこだわりは
悪いことではないのですが、
強すぎると、きつくなってしまいます。
なので、
違う視点での考え方もあるということを知ってもらうと
発達障害のわが子のこだわりも和らいでいくのですね。
試してみてくださいね。
そして、
親子の会話を楽しんでくださいね。