発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
コーピングストラテジーを知っていますか?
コーピングストラテジーとは、ストレスに対しての対応スキルのことです。
コーピングストラテジーが低いとストレスに対応できずに
うつ病や不登校、無気力、自傷行為などが起きやすいです。
発達障害のわが子はこのコーピングストラテジーが低い傾向にあります。
なぜなら、発達障害のわが子はストレスを溜め込みやすいからですね。
また、親のあなたを含めた周りの環境が
必要以上に発達障害のわが子を手助けしていると
わが子は自分で考え行動しないために自分でストレスに対処できなくなります。
ストレスがない人はいません。
ストレスとどう付き合っていくかが大切なのですね。
そのためには、コーピングストラテジーを高めていくことが必要です。
コーピングストラテジーを高める方法は3つあります。
1、ストレスが溜まる前に対処すること
2、ストレス耐性をつけること
3、ストレスの元を断つことです。
1、ストレスが溜まる前に対処することとは、
私たちがストレス解消としていることですね。
ストレスを感じたら、それが溜まる前に解消することです。
障害のわが子のストレス解消法として、
・親のあなたに話を聞いてもらう
・ウォーキングなどで体を動かす
・音楽を聴く
・歌を歌う
・絵を描く
など、時間やお金がかからないものを選択するようにするといいでしょう。
2、ストレス耐性をつけることとは、
ストレスに耐えられる力をつけることです。
ストレスがない社会はありません。
人は誰しも何かしらのストレスを抱えています。
ただそのストレスは人によって感じ方が違います。
同じ事柄が起こったとしても、ストレスとして大きく感じる人もいれば、
ほとんど感じない人もいます。
それは、ストレスを強く感じるか感じないかの違いですね。
そして、それはストレスに対しての耐性があるがないかです。
ストレス耐性をつけるためには、
ある程度のストレス負荷をかけなければついていきません。
筋力をつけるためには、
ある程度の負荷をかけた運動をしないと筋力はつきませんよね。
それと同じで、ストレス耐性をつけるためには
ある程度の負荷をかけないとストレス耐性はつきません。
発達障害のわが子にとってどの程度のストレス負荷をかけるかは、
わが子の現状にあった負荷をかけることが望ましいです。
3、ストレスの元を断つこととは、ストレスの元となっている観念を修正、
もしくは手放すことですね。
ストレスは観念から生まれています。
観念とは物事の捉え方、レッテルや価値観とも言います。
発達障害のわが子がどんな観念を持っているのかを知ることですね。
ただ、観念はいつも当たり前に感じていることなので、
気づきにくいしわからないことが多いものです。
なので、観念修正や手放すためには、専門家に相談することをお勧めしています。
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