発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子に「みんなと仲良くしなさい」と言っていませんか?
私たち親は、発達障害のわが子にみんなと仲良くしてほしいと思っています。
発達障害のわが子がみんなと仲良くなることで
わが子の人生が実り多いものになると感じているからですね。
しかし、人は誰でも「相性」と言うものがあります。
発達障害のわが子と相性が合う子もいれば合わない子もいます。
相性が合う子とは仲良くなりますが、相性が合わない子とは仲良くなれません。
発達障害のわが子と相性の合わない子とは、何かにつけ衝突をしたり、
意地悪をしたりされたり、無視をしたりされたりすることも少なくはありません。
そんな時に、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
「みんなと仲良くしなければいけない」という観念(価値観)があれば、
なんでわが子は相性の合わない子と仲良く出来ないのだろうと苛立ってしまいます。
そして、発達障害のわが子を責めるような口調になっていき、
わが子としなくてもいい親子バトルになったりします。
そして、発達障害のわが子も親のあなたの心も疲弊していきます。
そもそも、人は誰でもみんなと仲良くすることはできません。
なぜなら、「好悪同率の法則」があるからです。
好悪同率の法則とは、全ての人に好かれることもなければ、
全ての人から嫌われることもないことです。
または、ある一定数の人からが好かれるが、
一定数の人からは嫌われるという法則です。
なので、発達障害のわが子にみんなと仲良くしなさいと言っても
できないことがあるのは当たり前のことなのですね。
ただ、私が伝えたいことは、親のあなたに
発達障害のわが子にみんなと仲良くしなさいと言わないようにしようとか
好悪同率の法則や相性があるからといって、
嫌いな人を無視したり、意地悪をしてもしょうがないと言っているのではありません。
発達障害のわが子にしても相手にしても、
相性が合わないからと言って邪険にするのではなく、
関わり合いを最低限度にしたほうがいいと伝えたいだけです。
発達障害のわが子と相性が合わないからといって無視したり、
突っかかるのではなく、話しかけられたら返答をする、
でも、自分からは用事がない限りは話さないようにするなどして
相性が合わない人との関わり合い方をアドバイスをしたほうがいいと伝えたいのです。
その繰り返しで、発達障害のわが子は
相性の合わない子との関わり合い方を身につけていきます。
意識してくださいね
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