発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の高3になる息子が、
いつもより早く帰ってきたので
「今日は帰ってくるのが早かったね」と声掛けしました。
発達障害の息子は「うん」とだけ返答し、表情が曇りました。
息子に確認すると、
「早く帰ってきたら、悪かったのかと思った」と。
私はそう捉えたのかと思いました。
言葉を大切にしていますが、
「いつもより帰りが早かったね」が
私が思っているのとは、違う意味に受け取られてしまったのですね。
私は、息子の帰りがいつもより早かった、としか思わなかったのですが
発達障害の息子は、
早く帰ったらダメと思ったのです。
お互いの価値観、思い込みの違いですよね。
そこに気が付いた時に、
お互いが自分の気持ちを伝えていくと、
すれ違いに気が付いていきますよね。
言葉って自分ではいい言葉だと思っていても、
その時の状態や相手の思い込みで、違って捉えてしまうことがあります。
でも、そこに気が付いた時に、
お互いの気持ちを伝えていければ、勘違いに気が付きますよね。
表情を見ていきながらの会話って、大切だなと思った時でした。
発達障害の子ども持つ親のあなたは、
発達障害のわが子との会話の中でズレを感じたことはありませんか?
ズレは発達障害のわが子との価値観の違いから生じます。
価値観はみんな違って当たり前なのですが、
私たちは忘れることがあります。
発達障害のわが子とのズレを感じた時は
わが子に気持ちを聴いて確認してみませんか?