発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
私は自転車に乗っている子どもを見ながら、
発達障害の息子のことを思い出しています。
発達障害の息子が小さかった頃、
三論車に乗れずになぜ、どうして
うちの息子だけだ乗れないのだろうと思っていました。
他の子どもは楽しそうに三輪車を漕いでいるのに
うちの息子は交互に足が動かずに漕げない。
こんなの簡単なのに・・・と当時の私は思っていました。
発達障害の子どもを持つ親のあなたも、簡単なのに、
なぜ?うちの子どもは出来ないのと思うことはありませんか?
なぜ、発達障害のわが子は三輪車に乗せないの?
なぜ、発達障害のわが子は靴紐が結べないの?
なぜ、発達障害のわが子はボタンができないの?
など、発達障害の子どもを持つ親のあなたは多くのなぜ、
どうしてを抱えているかもしれませんね。
発達障害のわが子は何かしらの不器用さがあります。
なぜなら、発達障害のわが子は効率よく体を動かすことが苦手だからです。
発達障害のわが子は力加減を調節したり、
目で見て手や足を動かすことができなかったり、
できるまでの時間がかかったりします。
三輪車も靴紐もボタンも、私たちは何気にしていますが
どれらも、目で見て、手を動かして、
三輪車に関しては足まで交互に動かさなければいけません。
これを順次に並行してしています。
発達障害は脳機能の発達が関係する障害です。
脳の何かしら発達の不具合があるために、
並行してできることができにくくなっているのですね。
なので、発達障害のわが子は靴紐やボタンつけなどができるまでに時間がかかったり
できなかったりします。
そんな時には、靴紐がない靴にしたり、ボタンを大きめにしたり、
またはボタンがない洋服にするなどの対応が必要です。
発達障害のわが子が靴紐を結ぶのに、時間がかかったとしても
「早くして」「何でこんなことができないの」と急かしたりしないで、
「慌てなくてもいいよ」「靴紐はゆるいけれども、ここまでは結ぶことができたのね」
「できなくても、しようとすることがいいね」など
発達障害のわが子の行動を肯定的に捉えた話し方をすることが大切です。
発達障害のわが子は苦手なことが多いです。
しかし、苦手=嫌なこと、したくないことではありません。
ただ、苦手なこと=怒られる、責められると捉えてしまうと
苦手なことはしたくない、できないとなっていきます。
なので、発達障害のわが子が苦手なことでも、
怒ったり、責めたりしないで経過を肯定的に捉える話し方をすることで、
苦手意識=嫌なこと、したくないことと捉えなくなっていきます。
試してくださいね。
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