発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害のわが子は忘れやすいことが多いです。
これは、発達障害のわが子はワーキングメモリが低いために
記憶に留めて置くことができないからです。
記憶には、短期記憶と長期記憶があります。
短期記憶とは、数十秒程度、記憶に留めておける記憶のことです。
長期記憶とは、短期記憶を繰り返し行うことにより長期記憶になります。
短期記憶とワーキングメモリの違いは、処理する必要があるかどうかです。
短期記憶は一時的な記憶(単純な暗記)に対して、
ワーキングメモリは何かを作業する際の記憶であり、
その作業の際に、いるものいらないものと分けて処理しています。
この処理するところが、ワーキングメモリと短期記憶との違いです
発達障害のわが子はワーキングメモリが低いために
忘れ物が多かったり、指示内容を忘れて、指示に従えなかったり、
周りの音や動きに反応するために気が散りやすくなります。
なので、発達障害のわが子が忘れやすい時には
ワーキングメモリが低いことを想定した対応をすることが大切です。
・忘れ物が多い発達障害のわが子には、
時間割や持ち物、連絡事項を発達障害のわが子と一緒に確認するようにする
・気が散りやすい発達障害のわが子には、刺激の少ない環境を整える
・指示内容を忘れて指示に従えない時には、
指示内容を簡潔にして伝えたり、絵や文字を活用したりする・・・
など発達障害のわが子に合わせた対応をしていくことですね。
試してくださいね。
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