
発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
先日知人が「言葉って難しい」と話してきました。
知人は自分が良かれと思って発した言葉でも、
相手の捉え方によっては悪いように捉えられてしまい
何を言っても聞き入れてくれないもどかしさを感じているようでした。
誰にでもありますよね。
自分の言った言葉が相手を傷つけたり、
誤解をされたりして、嫌になってしまう経験。
言葉を尽くして話しても、相手にはうまく伝わらないことがあります。
逆に言葉にしなくても、相手には伝わることもあります。
同じようなことなのに、どうしてと思うことは多いです。
それは、相手には相手の観念(価値観)があり、
自分には自分の観念(価値観)があるからです。

※観念とは、主観的な物事の捉え方のこと。
また、言葉の意味の捉え方によっても違ってきます。
言葉そのものの意味もありますが、言葉に含みを持たせることも少なくはありません。
「今度ね」という言葉でも、
そのまま今度一緒に何かをしようということもあれば、
やんわりと誘いを断る文句で「今度ね」ということもあります。
このように言葉の意味のはき違えで、誤解をされることはよくあります。
特に発達障害のわが子は多いのではないでしょうか?
発達障害のわが子は言葉に捉われがちになり、
その意味やそれを含んだやり取りは苦手です。
また、私たち親は言葉に出して伝えていること(自分の思い)は全て、
発達障害のわが子に伝わっていると思いがちです。
しかし、発達障害の子どもを持つ親のあなたの思いは言葉を尽くしても、
発達障害のわが子には1割伝わっていればいいくらいのものです。
だからこそ、言葉に出して伝えていくのですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが何を伝えたいのか、
発達障害のわが子がが何を思っているのか、
言葉にして伝え続けていくしかないからです。
意識してくださいね。
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