発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害のわが子には様々な体験が必要です。
その体験が良い体験でも、
発達障害のわが子にはさせたくないような嫌な体験でも必要です。
なぜなら、発達障害のわが子によっては、観察学習ができないからですね。
発達障害のわが子はその特性において、
イメージ力や先を見通す力が極端に低い傾向にあります。
普通の子どもは、観察学習と言って、身近の人の言動やテレビなどの情報から
「こういうことをしたらいけないよね」
「こういうことをしたらいいよね」ということを無意識に観察して学習しています。
なので、体験しなくても分かっています。
例えば、火を無闇に扱ったら火事になるというのは、
普通の子どもはテレビなどの情報や想像力が働くのでわかります。
しかし、発達障害のわが子によっては、
テレビなどの情報では火の取り扱いがわからず、
火をつけてみて初めて熱いと火を落として火事(小火)になることもあります。
これは、発達障害のわが子は
火をつけたらどうなるという想像力が乏しいことからも起こります。
なので、発達障害のわが子が、
普通の子どもよりも体験を重視することが大切になります。
発達障害のわが子が体験によって、
これをするといい、これをしたらいけないと学習するからですね。
ただ、発達障害のわが子によっては、体験が数多く必要になります。
発達障害のわが子の特性で忘れやすく
同じような体験を数多くしないと身についていかないからですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、
発達障害のわが子には友人トラブルなど体験して欲しくないこともあります。
しかし、発達障害のわが子には、友人トラブルを通して、
なぜトラブルになったのか、どうしたらトラブルにならないのか、
トラブルになった時にはどうしたらいいのかを体験して、
今後に繋げていくことが大切なのです。
そのためには、発達障害の子どもを持つ親のあなたが、
発達障害のわが子に考えさせる話し方をして、
今後に繋げていくように働きかける必要があります。
発達障害のわが子が好ましくない体験したことを、
親のあなたが責めたり、親のあなただけが介入して解決しても、
発達障害のわが子の為にはなりません。
あくまでも、発達障害のわが子が自分の言動を自分で振り返り、
考え、行動させることが大切です。
そのためのサポートをすることが
発達障害の子どもを持つ親のあなたがすることですね。
例えば、発達障害のわが子が衝動的に友人の持ち物を投げて壊したとします。
そんな時に、発達障害の子どもを持つ親のあなたが、
発達障害のわが子に
「なんでそんなことをしたの、すぐに謝りなさい」と無理に謝罪させたり、
親のあなたが発達障害のわが子の変わりに謝罪をして、弁償をしたりしないことです。
発達障害のわが子になぜ友人の持ち物投げたのかを聞き、
発達障害のわが子の理由を否定せず受け止めてから
なんの理由があっても、友人の物を投げる行為はダメなことを教え、
ダメなことをした時にはどうしたらいいのかを諭して
謝罪や弁償をすることですね。
私たち親は発達障害のわが子に好ましくない言動やトラブルはして欲しくない
そんな体験はしたくないと無意識に思い、避ける傾向にあります。
しかし、発達障害のわが子によっては観察学習ができないために、
成長して社会に出た時に、人間関係に躓いたり、
犯罪に巻き込まれたりする可能性があります。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子には体験を通じて、
「色んな事を学んでいくことが必要なんだ」と思い
発達障害のわが子に体験させることを意識してくださいね。
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