発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
今、オリンピックがあっていますね。
21歳になる発達障害の息子はオリンピックを見ては、
「日本勝ったよ、負けたよ」と教えてくれます。
オリンピックに限らず、スポーツはいいですね。
私はスポーツは勝ち負けだけではなく、
その過程や一生懸命さ、真剣さに引き込まれてしまいます。
だからこそ、スポーツを見ると手に汗握ったり、
思わずヨシっやがんばれーと声が出たりするのですね。
私は発達障害の息子に勝ち負けもあるけど、
それまでにしていることが大切だと伝えています。
発達障害のわが子によっては、勝ち負けにこだわることもあります。
勝ち負けはルール的にはっきりしているし、わかりやすいからですね。
発達障害のわが子によっては
勝ったらいい、負けたらだめと極端に捉えがちです。
また、発達障害のわが子によっては
自分なりのルールでの勝ち負けを作っていることもあります。
勝ち負けにこだわって極端に捉えていると、
自分の心は苦しくなっていきます。
勝ち負けの明確なルールがあるスポーツと違い、
世の中のことは大体が曖昧なことが多く
「これがいい、これだダメ」とはっきりしていることが少ないからですね。
している人の見方や立場で変わることが多く、
発達障害のわが子はその度に戸惑ってしまいます。
また、スポーツもそうですが、
大体のことはずっと勝ち続けることはできません。
そのできないことを
発達障害のわが子は求めていくことも少なくはありません。
なので、オリンピックなどのテレビでのスポーツ観戦を通じて
発達障害のわが子と話をしてはどうでしょう?
勝つ人もいれば、負ける人もいること
どんなに頑張っていても、その時の体調や運などで勝てない時もあること
勝ち続けることはできないこと
勝つためにしていることが大切なこと・・・など
発達障害のわが子に意識的に話していくことですね。
その時の注意点は、
発達障害のわが子に親のあなたの話を押し付けないことです。
発達障害のわが子によっては「勝つことがいい」と捉えて
「勝つからいいでしょう、負けたらダメよね」など
もしかしたら親のあなたがカチンとする言い方で話してくることもあります。
そんな時でも「なんでそんな言い方をしてくるの?」
「なんで勝ち負けにこだわるの?」などと話していくのではなく、
「勝ち負けも大切だよね」
「でもお母さんは勝とうとして負けたけど、
頑張ったことの方が大切だと思っているよ」と
親のあなたが感じていることを伝えることですね。
大切なことは、勝ち負けだけではなく、
他の考え方があることを発達障害のわが子に知ってもらうことです。
そのためには、発達障害のわが子の勝ち負けにこだわっていることを否定すると
発達障害のわが子は反発するしかなく、親のあなたの話を聞きません。
なので、発達障害のわが子の話すことを肯定しつつ、
違う視点での見方もあると言うことを伝えていくことですね。
オリンピックのテレビ観戦。
発達障害のわが子と盛り上がりつつ、
楽しみながら、さりげなく伝えていってくださいね。
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