
発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の二時的障害の1つに不登校があります。
不登校はある日突然不登校になるわけではなく段階があります。
それが不登校の6段階ですね。
1段階目は潜伏期です。
潜伏期は不登校になる原因が起きてから実際に不登校になるまでの期間のことです。
2段階目は初期です。
初期は実際に不登校になって約3週間の期間のことを言います。
初期の特徴は身体症状が出始めるところです。
ただ初期で出始めた身体症状は次の段階まで持ち越すこともあります。
なので、身体症状が出ているから初期とも限らないこともあります。
3段階目は葛藤期です。
葛藤期は、学校に行きたい気持ちと学校には行きたくない気持ちの両方があり
そのため葛藤がある時期のことです。
初期の段階から出始めた身体症状がこの時期でも続いていることもあります。
この時期に発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子を無理に学校に行かせようとすると
葛藤が強くなり、不登校を悪化させてしまいます。
この時期に意識することは
相反する2つの気持ちに折り合いをつけることにあります。
葛藤を和らげるのではなく、葛藤の原因となるものを取り除くことですね。
4段階目は定着期です。
学校に行きたくないという気持ちが大きくなっている時期です。
この時期は学校に行かないことに対しての葛藤がなくなっているので
発達障害のわが子は元気になっていることが多いのです。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたは
不登校の発達障害のわが子の状態が良くなっていると
勘違いをする傾向にあります。
しかし、不登校の段階でいくと、葛藤がなくなり
不登校に定着している時期ともいえますので
この定着期が最も状態が良くない時期でもあります。
この定着時期に入ってしまうと、不登校が長期化していく可能性が高いです。
5段階目はリハビリ時期です。
リハビリ時期は不登校の原因と心の葛藤を解決し
学校に行く気力が戻り、学校に戻る練習をする期間のことを言います。
6段階目は、経過観察期間です。
不登校は解決しているが。再発しないかを経過を見る期間のことです。
不登校は段階に応じた対応が必要となりますので、
まずは不登校には段階があることを知っていきましょう。
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