発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
今朝、発達障害の高3になる息子が唐突に
「マスクはいつまでするの?」
「きつくて、出来ればしたくはない」と話してきました。
コロナ騒ぎで、
マスク着用、ソーシャルディスタンスにも慣れてきたとはいえ、
確かに、
長時間のマスク着用や、
マスクの着脱はしにくいですよね。
発達障害の息子もワクチンや治療薬の開発をしていることは
ニュース等で知っていました。
今の段階では、まだ、
マスク着用やソーシャルディスタンスが必要なことも分かっていました。
頭では分かっているけど、感情がついてこないのですね。
私たちも同等ですよね。
頭では、マスク着用やソーシャルディスタンスの必要性はわかっていても、
心では、マスク着用やソーシャルディスタンスが
早く緩和されないかなと思っています。
コミュニケーションにおいて、顔の表情は大切なものです。
顔の表情、目元、口元を見ながら
発達障害のわが子はどう思っているのだろう、
私が話している事の理解が出来ているだろうかなどを見ています。
ただ、外出時には、
マスク着用している為、なかなか表情が分からず、
また、声がこもって聞き取りずらいことが多々あります。
ソーシャルディスタンスの確保のために、
握手やボディータッチというような愛情表現も躊躇してしまい、
必要最低限度になってきています。
その為、
自宅外ではマスク着用が多いので、
自宅でのマスクなしでのコミュニケーションの時に
自分の表情や発達障害のわが子の表情を豊かにしていく必要があるのですね。
マスク着用は必要なことなのだけど、
目だけの表情で
わが子の気持ちが分かる場合もあれば、分からない場合もあります。
声も聞きとりにくいので、数回聞き直す場合もあります。
でも、
親子で分かりたい気持ちは通じます。
自宅外では、どうしても、
マスク着用やソーシャルディスタンスの関係で
口元を見られていないので、
緊張感がなく、表情筋を使っていないものなのです。
私たちは見られていることによって、
無意識に表情筋を意識します。
つまりは顔の表情ですね。
でも、マスク着用で口元が見えないので、
私たちは顔の表情に意識をしなくなり、
表情が乏しくなることがあるのですね。
なので、
発達障害のわが子にも親のあなたにも
自宅ではいつもより、
顔の表情を意識したコミュニケーションをしてほしいのです。
難しいことではないのです。
ただ、顔の表情、
目をみて、ゆっくりと、親のあなたの表情も意識して、
会話をしていくのです。
この時に笑顔もつけて、会話をしていくと
顔の表情筋は鍛えらますよ。
コロナ社会での共存の為には、
マスク着用やソーシャルディスタンス、うがい、手洗いは
必要なことです。
その中で私たちができる事を、
発達障害のわが子と一緒に考えていくことも
わが子には大切な事になります。
一緒に考えることで、
発達障害のわが子にも考える機会が得られるからです。
試してくださいね。