発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子のこだわりに戸惑いを感じていませんか?
人は誰でも思考癖があります。
無意識に自分が思ってしまう思考癖。
だから、当たり前だと思っていて気づかないのですね。
この思考癖が「良いか、悪いかの思考」になると生きづらさを感じます。
なぜなら、人生においては良いか、悪いかだけではないからです。
人生のどこかで必ず曖昧さが出てきます。
ただ、発達障害のわが子にはこの曖昧さが分からず、心がきつくなってしまうのですね。
自分のこだわりが強すぎて融通が利かなく、
他人から分かってもらえないとなりやすいのです。
そして、この繰り返しで、
自尊心が低下して自分に自信が持てなくなっていくのです。
「これが良い」「これが悪い」
「○○じゃなくてはならない」「○○すべきではない」の思考になると
それ以外のことを否定的に捉えていきます。
出来ない他人が悪い、出来ない自分が悪いとなっていくのですね。
なので、発達障害のわが子がこの思考の時は、
違う考え方もあることを知ることが大切です。
良いか、悪いかの思考の時は、
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、発達障害のわが子に
「その考えもあるよね」とまずは肯定的に答えて、
その後に「こういう考えもあるよ」と違う考え方を話していくのですね。
その繰り返しで、発達障害のわが子は違う考え方があると理解していくのです。
発達障害のわが子のこだわりや良いか悪いかの思考が悪いわけではありません。
ただ、そのこだわりが強すぎて
曖昧さを受け入れられないことが生きづらさに繋がっていくのです。
人生において、必ず曖昧さが出てきます。矛盾が出てきます。
なので、曖昧さがあると知る事が大切になってくるのですね。
だから、曖昧さを意識した声掛けをして下さいね。
そして、発達障害のわが子との会話を楽しんでください。