発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、人を羨ましいと思ったことはありませんか?
あの人はいいな、あの子は良いな・・・
何で自分はあの人の様に出来ないのだろう
何で発達障害のわが子はあの子の様に出来ないのだろうと思ったことはありませんか?
人は自分で無意識にジャッジをしています。
自分の判断基準で物事を見ているのですね。
それで自分よりは他人がいいように思えたり、
他人よりも自分が優越感にひたりたい衝動に駆られたりしてしまうのです。
人は時として、自分より他人は良いように見えるものです。
「隣の芝生は青く見える」という言葉がありますよね。
他人が持っていたり備えていつものは、自分の持っているものよりも良く見える例えです。
大した差がなくても、他人の方がよりよく見えてしまうことですね。
他人も同じように悩んだり苦しんでそれを糧にして成長しているのですが
自分の思い込みで他人がよく見えるのです。
人はその人なりに自分の成長のために自分の出来ることをしています。
でも、人は他人が努力や出来ることをしている過程には目を向けずに
すでに出来ている結果に目を向けてしまうのです。
どこかで自分が出来ない理由を他に求めていて、
「あの人と私は違う、あの人だから出来るのよ・・・」
「自分なんてどうせ出来ない」と思ってしまうのですね。
発達障害のわが子のこともそうですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害の出来ないことに目を向けるあまりに
これも出来ない、あれも出来ない、なぜ出来ないの?となりイライラしてしまうのですね。
出来ないことに目を向けるよりも、今出来る事に目を向けることが大切なのです。
人を羨ましいと思うことが悪いわけではないのですが
羨むことで出来ない自分を卑下したり、
出来ない理由を相手に求めたりすることで心がきつくなっていくのです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたも発達障害のわが子も
発達障害の子どもを持つ親のあなたが羨ましいと思っている人も同じ人なのです。
人だから悩むし迷うものです。
ただ、見えている側面が違うだけなのですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが見えている側面は結果であって
過程は見ていないものなのです。
だから、他人がよく見えてしまうのですね。
出来ないことに目を向けるよりも、今出来ることに目を向けてみてくださいね。
そして、発達障害のわが子との会話を楽しんでください。