発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
今日8月9日は「長崎原爆の日」で長崎県下の公立学校は登校日になります。
私の住んでいる地域では、この原爆の日にサイレンが鳴り1分間(サイレンの間)黙祷をして
冥福を祈りいます。
発達障害の18歳になる息子が学生の時は
学校から帰ると「お母さん黙祷した?」「僕はしたよ」と話してきていました。
いつの頃か「サイレンが鳴る日」(黙祷の日)は
私達親子で命や寿命について話すようになっています。
発達障害の息子が小中学生の頃は、
どうかしたら「僕なんていないほうがいいでしょ?」
「僕の話より○○の話を聴くんでしょう」と癇癪を起していました。
衝動的に数段の階段を飛び降りた時には、本人も私もビックリしました。
けががなくてほっとしたのと、怒りがこみあげてくるのと、
自分の感情コントロールが難しいとよく感じていました。
発達障害の息子の癇癪と衝動性は
数年かかりましたが落ち着いてホッとしています。
命の大切さはもちろんですが、
私は発達障害の息子に自分も大切にしてほしいと思い、話し方を変えていきました。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子の癇癪に戸惑っていませんか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子の言動にイライラしていませんか?
癇癪(かんしゃく)とは、子どもが自分の気持ちを表現する時の行動の1つで
声を荒げて泣いたり、激しく奇声を発したりするなどの興奮を伴う混乱状態です。
怒りや不安などの感情を持つことは誰にでも起こることですが、
気持ちのコントロールが上手くできない時に癇癪は起こります。
発達障害のわが子は
自分の気持ちを上手く話せない、周りの状況を説明できないために
自分の感情コントロールが出来ないのです。
また、発達障害のわが子は他人と比較されたり、
普通や常識という他人の観念によって注意される話し方によって
自己肯定感が低くなっています。
発達障害のわが子が癇癪を起すのは、
親のあなたに自分を見て、かまって、愛してという心のサインなのです。
ただ、自分の言葉で上手く表現できない為に、癇癪を起してしまうのですね。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子に自分の思いを伝えて
発達障害のわが子に安心感を与えることが大切です。
発達障害のわが子に
「発達障害のわが子のことが大切な存在」「愛おしい存在」という思いを
発達障害の子どもを持つ親のあなたが言葉で伝えるのですね。
日本人は言葉やスキンシップなどの愛情表現が外国よりも出来ません。
日本人の奥ゆかしさ、察する文化の為に、言葉や身体を使って表現することが苦手なのです。
しかし、発達障害のわが子は察して空気を読む、他人の感情を察することは出来ません。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子に伝わるように話し方をする必要があります。
この時の話し方は「アイ(I)メッセージ」の話し方です。
アイ(I)メッセージとは
「私は○○」という「私は・・・」から始まる話し方です。
私たち親は発達障害のわが子に
普段の話し方は大抵「ユー(You)メッセージ」での話し方になっています。
ユー(You)メッセージとは
「あなたは○○」という「あなたは・・・」から始まる話し方です。
ユー(You)メッセージになると、
「あなたが○○だからうれしい」「あなたが○○だから出来ないのよ」など
相手をコントロールしようとした話し方になる為に自分の気持ちが上手く伝わりません。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
「アイ(I)メッセージ」での話し方で伝えると、発達障害のわが子には伝わります。
「お母さんは、あなたのことは大切の思っているのよ」
「お母さんは、あなたのことを愛おしく思っているのよ」と
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、自分の思いを自分の言葉で伝えることで
発達障害のわが子に安心感を与えることが出来ます。
この時の話し方のポイントは
理由付けをした話し方をしないことです。
「お母さんは○○が出来るから好きよ」
「お母さんは○○出来るあなたが自慢よ」など理由付けした話し方はしないことですね。
理由付けした話し方をすると
発達障害のわが子は「そうならない自分はだめ」「そうしない自分は好かれない」と
思ってしまいます。
なので、理由付けした話し方はしないように注意が必要です。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが
理由付けなく「アイメッセージ」での話し方であなたの思いを伝えていくと
発達障害のわが子の自己受容感があがります。
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