発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、アダルトチルドレンを知っていますか?
アダルトチルドレンとは、
愛着形成不全のまま大人になってしまった人のことを指す言葉で、
自分の意見や自分の考えを持つことが困難な人のことです。
愛着形成不全(愛着障害)とは、自我が芽生える前の親子関係において
愛着が何らかの理由で形成させずに、
子どもの情緒や対人関係に問題が起こる状態のことです。
愛着形成不全の最大の問題は、
自分の人生なのに、自分の人生を歩めなくなることです。
・自分が何を求めているのか
・自分が何を感じているのか・・・
愛着形成不全の人はこれらがわかりずらくなるため、
自分の人生を歩むことが難しくなります。
愛着形成不全になる最大の原因は
子どもの頃に無条件の親の愛情を感じることが少なく
自分の存在を無条件で認めることができなくなることにあります。
発達障害のわが子によっては、
愛着形成不全によるアダルトチルドレンになることは少なくはありません。
これは、発達障害のわが子が、
親のあなたに認められたい思いや好かれたい思いから、
親のあなたの思い描く子どもになろうとしているためです。
そうなると、発達障害のわが子は
学生の時は先生の言うことや親のあなたの言うことを聞いていればよかったけど、
大人になると自分の意見を求められることが多く、
その時になって困ると言うアダルトチルドレンになってしまうのですね。
なので、発達障害のわが子がアダルトチルドレンにならないためにも、
条件付きの愛情ではなく、
無条件の愛情を発達障害のわが子に示すことが大切です。
また、発達障害のわが子が自分の意見を持てるように
考える力をつけることも必要です。
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