発達障害 話し方ブログ

そのうそは何のため?

投稿日:

発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。

発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
嘘をついた事がありますか?

発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子から嘘をつかれた事はありませんか?

おそらく、
殆どの人は嘘をついた事があるし、
嘘をつかれた事もあると思います。

では、なぜ嘘をつくのでしょう?

発達障害のわが子が嘘をつく殆どの場合は

・自己防衛のための嘘。

・かまって欲しいための嘘です。

例えば、
発達障害のわが子に、宿題はしたの?と聞くと
していなくても「したよ」と、とっさに嘘をつきます。

これは、
反射的に怒られたくないという思いから出た言葉なのですね。

つまりは、自分を守るための嘘になります。

また、発達障害の親のあなたの携帯を
発達障害のわが子が隠したとします。

発達障害の子どもを持つ親のあなたが、
発達障害のわが子に「お母さんの携帯、知らない?」と聞いても

発達障害のわが子は「知らないよ」と答えます。

これは、発達障害の子どもを持つ親のあなたに
発達障害のわが子がかまってほしい時につく嘘ですね。

このように、
発達障害のわが子は
主に自己防衛やかまって欲しいために嘘をつきます。

では、
どういう声かけをした方がいいかといいますと、

まず、話をさせる事が大切になってきます。

「怒らないから、何でも言ってね」と話をしましょう。

それで、
発達障害のわが子が悪い行いをした事を話してきても、

まずは、
正直に話せたね、ありがとう等とほめましょう。

次に、
ダメな事をしたと思っているのと聴き、

発達障害のわが子が「うん」と答えたら、

次はしないようにしようねとたしなめます。

例えば、
先程のかまって欲しい時につく嘘の時で言いますと、

発達障害のわが子が携帯を隠したのを
親のあなたが見つけたとしても、

「なぜ嘘をついたの」と責めないで、

なぜここに携帯があるのかを確認してみてください。

発達障害のわが子が、
「落ちていたから・・や、拾った」と嘘を言ったとしても

まず、
「落ちていたのを、拾ってくれてありがとう。
失くしたと思って悲しい気持ちになっていた」と話します。

その後に例え話をします。

「例えば、○○ちゃんが、黙って人の物を持っていかれると
嫌な気持ちになるよね。
だから、人の物は持って行かないようにしようね」と
話していくのです。

まずは、ほめて、たしなめて、
嘘をつかせないようにしていく事が大切なのですね。

そして、
せっかく発達障害のわが子が正直に話をした時には
「嘘を言って・・・」と怒らないようにしましょうね。

発達障害のわが子は、
「怒らないから何でも言ってね」という
親のあなたの言葉を信じて話をしたのに、

それで怒られたら、
次回から何も話さなくなるので注意をしましょうね。

試してみてくださいね。

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