![](https://nishiuramayumi.com/wp-content/uploads/2020/10/2969675_s-300x218.jpg)
発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
これ当たり前の事だよね、
これ普通の事だよねと話す事はありませんか?
例えば、
挨拶は出来て当たり前。
服は前と後ろを間違えないで着るのが当たり前など。
その人、その人にとっての当り前〈普通〉があると思いますが、
実はこの当たり前に思っている事がむずかしいのです。
では、なぜ、当たり前に思っている事がむずかしいのでしょう?
当たり前と思っている事は、
自分では出来ていると思い込んでいるため意識しないからです。
![](https://nishiuramayumi.com/wp-content/uploads/2020/10/3976329_s-300x200.jpg)
出来ていなくても、出来ていると思っている訳ですね。
例えば、
会社の社員教育やビジネススクールでは、
最初に挨拶の練習やおじぎの仕方を教えます。
なぜ、当たり前のような事を教えるのでしょう?
それは、
きちんと出来ている人がいないからです。
お辞儀の仕方一つを例にとってみても、
・会釈は15度の礼。
・敬礼は30度の礼。
・最敬礼は45度の礼。などがあります。
会釈は
「恐れ入ります」や「失礼いたします」などを言う時に使います。
敬礼は
「おはようございます」などの挨拶時に使います。
最敬礼は
「申し訳ございません」「ありがとうございます」などを言う時に使います。
挨拶も先に挨拶をしてからのお辞儀なのか、
同時なのか、迷ったりするものです。
改めてしてみると、
意外にむずかしい事に気づきますよね。
なので、
当たり前の事はむずかしいという気持ちを持つ事が大切です。
![](https://nishiuramayumi.com/wp-content/uploads/2020/10/2621047_s-300x200.jpg)
そうすると、
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
発達障害のわが子に対して
「何でこんな事が出来ないの」という思いもなくなってきます。
そうすると、
発達障害のわが子に対しても、
「出来なくて当たり前」という思いが出てきます。
出来なくて当たり前という思いがあれば、
発達障害のわが子に教えていかないといけないと思いますよね。
そうすると、
発達障害の子どもを持つ親のあなたも
発達障害のわが子もお互いに楽になっていきますよね。
今日は、
当たり前の事はむずかしいという事を意識して
わが子に話しかけてみてください。
そうすると、
発達障害の子どもを持つ親のあなたの話し方が変わっていきます。
試してみてくださいね。