発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
愛着形成という言葉を知っていますか?
愛着形成とは子どもが特定の他者に対して持つ情愛的な絆。
つまり信頼関係のことです。
よく小さい子どもが親から離れなくて、親いることに慣れてから
少しずつ親から離れていきますよね。
これは、親に無条件に受け入れられているという安心感と
親に見守られているという信頼感を得てから、
子どもは親元を離れて興味の対象を広げていくのですね。
親子関係において愛着形成はとても大切です。
ただ、親子間の成長過程においての愛着形成は
親子だから当たり前、親だから伝えなくてもいい、
子どもだから言わなくても分かるだろうという勘違いから
愛着形成が上手くいかない場合があるのですね。
この愛着形成が上手くいかないで問題になることを愛着形成不全と言います。
子どもに対しての愛情がない親はいません。
ただ伝え方が分からないのです。
そして、
愛情の捉え方が違うために愛着形成が上手くいかないのですね。
愛着形成は親が子どもに対して愛情を伝えることから始まります。
スキンシップや「○○は大切な私の子どもよ」などの言葉、
穏やかな表情や笑顔で子どもに伝えていきます。
この伝え方やお互いの捉え方の違いで
愛着形成が上手くいかないのです。
跡えば、姉妹で姉は自分に意見をはっきりと言う子ども、
妹は自分の意見を言わないで我慢をする子どもの場合は
はっきりと自己主張する姉の方ばかりを優先にして、
妹は何も言わない、手のかからない子どもと
親のあなたが勘違いをして我慢を無意識にさせてしまうの時があります。
姉の方に手がかかる為に、妹は我慢をさせた方が親のあなたは楽だからですね。
これでは、妹は親から構われない、
姉の方が自分の意見を言うから良い、言えない自分はダメと思ってしまうのです。
要は個性の違いを意識した伝え方をする必要があるのですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害おわが子の個性にあった伝え方をしていますか?
手のかからない子や親の話をよく聞くいい子の中には
人の顔色を見る癖がついて自分を上手く表現出来ずに我慢をしている場合があります。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが上手く話せないと思う時には
スキンシップでもいいのですよ。
何気に頭をよしよしする、ハグをするなどをして
発達障害のわが子に伝えてもいいのです。
要は「○○が出来たからいい」と条件を付けずに
無条件での発達障害のわが子を認める言動を意識すればいいのですね。
「○○が出来ないといけない」と話をすると
出来ない自分はいけないと自己否定をしてしまいます。
親のあなたはそんなつもりはなくても、
発達障害のわが子には自己否定に捉えることが多いものです。
これは、集団の中に入れば入る程
他と比べられることで自分は出来ないというレッテルをもらうことが多い為ですね。
なので、無条件での発達障害のわが子を認める言動を意識してくださいね。
そして、発達障害のわが子との会話を楽しんでください。