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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害のわが子の中にはHSP(ハイリー・センティブ・パーソン)傾向が強く
生きにくさを抱えている人がいます。
なので、
本日は発達障害とHSP(ハイリー・センティブ・パーソン)についての話をしますね。
HSP(ハイリー・センティブ・パーソン)とは
先天的に敏感で、周りからの刺激を過度に受けやすい人のことを言います。
HSP傾向の人はよく「繊細な人」と言われます。
また、人口の2割弱がHSPだと言われていて、
日本ではHSPの割合が外国よりも高いと考えられています。
HSPと発達障害は共通点が多く、関係性があると言われています。
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HSPと発達障害の共通点は
・ASD(自閉症スペクトラム症)とADHD(注意欠陥多動症)で見られる感覚過敏と
HSPの刺激への感受性
・ADHDの衝動性とHSPの刺激への過反応
・ASDのこだわりとHSPの考え込む特性 です。
ただ、HSPがあるから発達障害があるという訳ではありません。
発達障害があると、HSPの感覚過敏の傾向が出やすいとは言われています。
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発達障害とHSPとの違いは行動理由です。
・ADHDとHSPの衝動性において
ADHDの衝動性は後先何も考えずに衝動的に動いてしまいますが、
HSPの衝動性は刺激を敏感に受け取っているから動いています。
例えば、お化け屋敷において、
ADHDの人は、恐いと思ったら、後先考えずに逃げますが、
HSPの人は音や目の情報を敏感に受け取って、恐いとの思いから逃げます。
このように「同じ逃げる」においての理由の違いがあります。
・ASDは空気が読めない、気を使えないですが、
HSPは空気を読み過ぎる、気を使いすぎます。
このように発達障害とHSPには違いがあります。
ただ、どちらにしても、特性がゆえに生きにくさがあるので
その人の合わせた対応をすることが大切です。
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例えば、人に気を使い過ぎたり、人といると疲れやすい傾向のある人には
ひとりでいる時間を作り、ゆっくりとさせる・・など
その特性に合わせた対応を取ることですね。
発達障害のわが子の中には
HSP傾向を強く持ち過ぎているがゆえにきつくなっているわが子もいます。
視覚や聴覚が過敏に反応したりして
ちょっとした音や光が気になって仕方がなく、人に誤解をされることもあります。
なので、そのような発達障害のわが子にはその特性を自覚させて
人に「自分は光や音が気になる」と
言うことを伝えられるようにすることが必要になってきます。
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