発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
この位のことは出来て当たり前、これ位のことは知っていて当たり前と
思っていることはありませんか?
私たちは自分が「当たり前のこと」と思っていることは、
他者も自分と同じように「当たり前のこと」と思っていると思っています。
だから、発達障害のわが子が、
親のあなたの「当たり前のこと」と思っていることが出来なかったり、
知っていないことに対して「なぜ出来ないの?」「なぜ知らないの?」と
思ってしまいます。
でも、私たち親が「当たり前のこと」と思っていることが、
実はむずかしいことなのです。
これは、発達障害のわが子だから難しいのではなく、
「当たり前のこと」と思っている事がむずかしいのです。
なぜなら、私たちが「当たり前のこと」として思っていることは意識しません。
出来ている、知っているからと思っているので意識しないからですね。
しかし、本当に出来ているのでしょうか?
私たちは「嘘はいけない」と、知っていても、咄嗟に嘘をつく時がありますよね。
例えば、会社の同僚に私用で行きたくない用事を頼まれた時に、
咄嗟にその日は私用で用事があり参加できませんと嘘をつきます。
また、発達障害のわが子に夕食をお弁当にする時に
作りたくないからと自分の都合を話せずに、「たまにはお弁当もいいよね」と
発達障害のわが子に嘘をつきます。
私たち大人は「嘘はいけない」と思っていても、咄嗟に嘘をつく時がありますよね。
実践はむずかしいからですね。
私も極力嘘をつかないようにいつも意識していますが、
体調やメンタルが不調の時は、自分を守るために嘘をつく時がたまにあります。
その度に、意識する事が大切なんだと実感します。
私たちが「当たり前のこと」と思っていること程、実際はむずかしいことなのです。
それを、私たち親は勘違いして
「出来て当たり前」「知っていて当たり前」と思っているので
発達障害のわが子にも自分と同じものを求めてしまいます。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
自分は嘘をつく事があっても、発達障害のわが子の嘘は許せなくなりますよね。
だから、発達障害のわが子に怒ります。
もちろん、嘘はいけないことなので、
発達障害のわが子に嘘はいけない事を知ってもらい、
実践できるようにすることは大切です。
ただ、それは時間はかかります。すぐに出来ることではないからですね。
でも、私たち親は「出来て当たり前のこと」と思っている事は
むずかしい事ではなく、簡単な事と勘違いをしています。
だからこそ、発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
自分が「当たり前のこと」として思っている事を
発達障害のわが子が出来る事や知る事を求めてしまいます。
でも、この「当たり前のこと」が実はむずかしいことなのです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが
「当たり前のこと」は、実はむずかしいことなんだと思うと
発達障害のわが子に対して求めすぎる事がなくなります。
発達障害のわが子に対して求めすぎる事がなく、
逆に教えていかなければいけないと感じるようになってきます。
そうすると、発達障害のわが子に怒る事が少なくなっていきますよ。
試して下さいね。
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