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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
何かでジャンケンをしているのを見ていて、
20歳の発達障害の息子が小学生の時には、
じゃんけんのルールが分かっていなくトラブルになっていたな・・・
など思い出しています。
イベントでのジャンケン大会で
1人対その場にいる全員でジャンケンをして負けた人は
その場に座って勝った人だけジャンケンをし続けるというものでしたが
小学生の発達障害の息子は負けているのにジャンケンをし続けていて
「ズルしている」と言われていました。
私も発達障害の息子がズルしていると思ったので、発達障害の息子に怒りました。
この頃の発達障害の息子は自分の気持ちを言えないので上手く話せませんでした。
なので、その頃の私は、発達障害の息子がなぜわからないのか、
どう伝えたらわかるのかばかりに捉われて
発達障害のわが子がどう感じているかまでは考えられなかったのですね。
後日、発達障害の息子とジャンケンをして、
発達障害の息子はジャンケンは出来るけど
ジャンケンの勝ち負けを理解していなかったことがわかりました。
だから、ジャンケンで負けた人がその場に座ることがわからなく
そのままジャンケンをし続けていてズルしていると誤解されたのです。
私も発達障害の息子がジャンケンはできるから、
ジャンケンの勝ち負けを理解していないとは考えていませんでした。
そもそも、私は無意識にシャンケンは知っていて当たり前、
ジャンケンはできて当たり前と思っていたので、
ジャンケンを理解していなかったとは思いもよらないことでした。
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発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
発達障害のわが子がわかっていると思っていて
実はわかっていなかったと感じることはありませんか?
私たちは自分が当たり前に思っていることは、
意識はしないし、疑問にも思いません。
発達障害のわが子のことも、
自分が教えられずにしていたことには
無意識に知っているはずという認識があります。
だから、発達障害のわが子が知らない、理解していないと思って接していないから
「なんでこんなこともわからないの?」
「何でできないの?」とイライラしてしまうのですね。
発達障害のわが子は観察学習ができません。
観察学習とは、自分が直接的に体験しなくても、
モデルとなる人物や映像、文章などを見て行動を結果を学び取る学習のことです。
定型発達の子どもであれば、この観察学習で色々なことを理解していくことが
発達障害のわが子は理解できません。
なので、発達障害のわが子には意識的に言葉や体験で伝えていくことが大切です。
その為には、私たち親の無意識にこれは知っている、
このくらいは出来ているとの思いをしていないかを意識することが必要です。
つまりは、発達障害のわが子は
このことは知らないかもしれないと意識することですね。
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発達障害のわが子が何を言わないから知っているとは限りません。
発達障害のわが子は知らない為に、返答できないこともあります。また、自分の気持ちの表現方法も知りません。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが、
発達障害のわが子に確認をしながら会話をしていくことが必要です。
例えば、ジャンケンの場合ですが、
「ジャンケンで順番を決めようね」
「ジャンケンの仕方はわかる?」「一緒にしてみよう」
じゃんけんをしてみたら「勝ちがどっちかな?」など
発達障害のわが子の様子を見ながら確認をしていくことですね。
そして、理解していないようなら、
その都度、発達障害のわが子にあった話し方で教えていくことです。
また、発達障害のわが子によっては忘れやすいです。
何度となく同じことを教えていかなければ身についてはいきません。
数日経って忘れているということもよくあります。
なので、数回教えたからわかっているという認識は持たずに
忘れやすいからその都度確認しようと思って接することが大切です。
試してくださいね。
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