発達障害 話し方ブログ

発達障害っ子の将来困らない話題

投稿日:


発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。

昨日は雨が降り、今日は晴れています。

今の時期は三寒四温ですね。

三寒四温(さんかんしおん)とは、本来は冬の終わりから春にかけて、
寒い日が3日ほど続くと、その後4日間くらいは暖かい日が続くことを意味しますが、
最近ではひと雨降る毎に温かくなることから、
春が近づいてきていることを表すのに使われることが多くなってきました。

私の周りも春の息吹を感じます。

桜の花やチューリップが咲いているのをみた時
鶯の鳴き声を聞いた時
イチゴをスーパーで見るようになった時
私は「春」を感じます。

そして、発達障害の21歳になる息子と
季節のことや今日は何の日などの話題で盛り上がっています。

発達障害の息子はテレビからの情報で、
「明日の天気は雨だから、運転する時は気をつけてね」
「今日は〈に(2)く(9)〉肉の日だから肉が安いかな」など話してきます。

ちなみに昨日は三ツ矢サイダーの日でした。
3月28日で〈み(3)つ(2)や(8)〉
思わず、納得して笑ってしまいました😀


発達障害のわが子は会話のキャッチボールが苦手な子が多いです。

それは、発達障害のわが子が自分の興味のある話題を一方的に話したり、
相手の話している意図がわからなかったり、
何の話題を話したらいいのかわからなかったりして
会話のキャッチボールにならないことが多いからですね。

そんな発達障害のわが子が将来、話題に困らないようにするためには
無難な話題を話せるようにすることです。

無難な話題とは、季節感や天候に関する話題です。

季節感や天候に関する話題は、大抵の人は気になる話題ですよね。

定型発達の子であれば、
天候の話から自然に他の話題に切り替えて話せることが、
発達障害のわが子は苦手です。

発達障害のわが子が天気の話だと
「今日はいいお天気です」だけになることも少なくはありません。

それでもいいのですが、
会話のキャッチボールを意識した時に、
天気の話題から少し話を広げられるようにするといいですよね。

天候の話題から話を広げられるようになると、
発達障害のわが子が社会人になった時に、会話の取り掛かりがスムーズになります。



そうすると、人間関係構築のきっかけにもなります。

そのためには、
発達障害のわが子の語彙力をつけることが大切です。

天候や季節ことに関する言葉の数を増やしていくことですね。

今日や明日の天候、寒さ暑さ、
花見や季節のイベント情報などを話題にすると季節感系の語彙力がついて
会話のキャッチボールになります。

例えば、発達障害のわが子に「明日はお出かけするから天気はどう?」
「ニュースを見てもらってもいい?」と促したり、もしくは一緒にニュースを見て
「明日はお天気はいいね。気温も15℃位だから薄手の羽織るものを用意しよう」
「花粉情報は強いからマスクをしていこう」
「もう桜の見頃だね」など、
天気とそれに伴う情報を結びつけて話をしていくことですね。

最近のニュースは天候だけではなく、
お出かけ情報や洗濯、花粉情報もわかります。

それを発達障害のわが子に親のあなたが、
天候だけではなく、それに伴う情報も意識的に話すことです。

発達障害のわが子に天気がいい時にはどんなことがあるのか(洗濯や花粉情報など)
天気が悪い時にはどんなことがあるのか(傘が必要、洗濯は部屋干しなど)
季節のイベント情報は何があるのか(花見、海水浴、紅葉、クリスマスなど)
発達障害のわが子に話題を振って、話していくことですね。

その繰り返しで、発達障害のわが子が
自然に季節感や天候に関しての話題を振ることができていきます。

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