発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
今日は「花祭りの日」です。
花祭りとは、仏教行事の1つでお釈迦様の誕生日ですね。
私の師匠が初期仏教の名誉僧侶をしているので、私は仏教も学んでいます。
仏教も心理学も似ています。
「人の心のあり方」を追求しているものですね。
私が花祭りの日に、発達障害の子どもを持つ親のあなたに伝えたいことは
「一切皆苦」です。
「一切皆苦」は仏教の教えです。
「一切皆苦」とは、全ては苦しみに変わるという意味で、
仏教での苦しみとは、思い通りにはならないという意味を持ちます。
人は頭では、物事は全て自分の思い通りにはならないとわかっていても、
心のどこかでは、自分の思い通りにしたいと思っています。
そのため、思い通りにならない時に、心が葛藤して苦しくなってしまいます。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
自分の思うように物事がいかないことに苦しくなっていませんか？
自分の思う通りには行かないことは当たり前のことです。
でも、当たり前のことではないと、
心のどこかで思っているから苦しくなってしまうのですね。
物事が自分の思い通りになることばかりだと、
人生がつまらなくなるし、人として成長しなくなります。
だから、何事も自分の思うようにはいかないものですね。
人は自分の成長のために、自分のハードルが用意されています。
その自分のハードルが今、自分が困っていることです。
人は困っていることを次々にクリアーすることでしか、
成長していかないものです。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたもわが子も
困っていることに向き合って解決していくごとに
人間力がついていくのです。
今日は花祭りの日、
「一切皆苦」を考えてみてくださいね。
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