発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
昨夜、発達障害の18歳になる息子が話してきました。
発達障害の息子から
小、中学校の時の同級生に近所で会ったという話はよく聞きますが、
いつもは嬉しそうに話をする息子が昨夜は少し嫌そうに話してきました。
発達障害の息子が話をしてきたのは
今日は自分の苦手な同級生と会ったという話でした。
「僕は学校の時から馬鹿にされるから○○〇が苦手、
でも、上手く自分の気持ちを伝えられないから○○○が恐い」
「僕が覚えが悪いから、頭が悪いのが障害なんでしょう」
自分でも覚えは悪いと思う。
でも、馬鹿されると悲しいし嫌な気持ちのなると発達障害の息子は話をしてきました。
発達障害の息子の表情に悲壮感はなく、
ただ自分の気持ちを私に伝えたいだけのように感じました。
私は息子の苦手な人はその人なりの思うがあり、人の思いは変えられないこと
でも、息子の気持ちとしては悲しかったし嫌な思いをしたこと、
私の思いは覚えが悪いとか悪くないとかは関係なく、
息子の存在自体が大切なことを話していきました。
話をした息子は今「負けないで」を歌っています。
発達障害の息子が自分のことを自分の言葉で話せるようになったこと
息子の成長を感じながら、このブログを書いています。
人それぞれで感じ方、捉え方に違いはあります。
発達障害の息子の為に、私が先回りして息子が困らないように、嫌な思いをしないように
人に迷惑をかけないように気を張っていた数年前の私。
発達障害ということに負い目を持っていた数年前の私。
発達障害の息子のことを褒められていても息子のことを話されると
なぜか涙ぐむ私が嫌でたまらなかった数年前の私。
心が疲弊していた数年前の私。
このままじゃ私も発達障害の息子もダメになると思い始めて
発達障害息子の為と思ってしていたことは、息子の為にはならないと気が付いたのも数年前。
発達障害の息子の為に先回りして守り過ぎてても
すべてのことから息子を守ることは出来ないと気が付いたからです。
発達障害の息子が自分で自分のことを守っていかなければ
どうする事も出来ないとわかったのですね。
人それぞれの価値観があるので
発達障害の息子のことを好ましいと思う人もいれば、苦手と思う人もいます。
発達障害のわが子も同じです。
発達障害のわが子が好ましいと思う人もいれば、苦手と思う人もいる。
これは当たり前のことですね。私たちは好みがあるからですね。
それを無視して周りの人から好かれたいと思うから心が苦しくなってしまうのです。
世の中で発達障害がある、なしに関わらずに偏見やレッテルを持っている人はいます。
そんな全ての人から好かれたり、受け入れられることはないのに
いつしか、発達障害の息子が人から好かれるようにしなければいけないと思っていた私が
無理していたから心が疲弊していったと気付いたのです。
そう思うと発達障害ということを私は受け入れていたと思っていたけど
本当の意味では受け入れてはいなく、
普通の子どもと同じようにしなければいけないと
心のどこかで思っていた自分に気づく事も出来ました。
気が付くと、本当の意味で発達障害という息子を受け入れることが出来
「覚えが悪いから、馬鹿だから・・・」と話していく息子に対し
「違うよ、少し頑張ればいいよ」と話していた言葉が変わっていったのですね。
「覚えが悪いことが悪いわけではない」「覚えが悪いから馬鹿ではない」
「覚えが悪くてもいい」「私の大事な息子には変わりないから」と
話せるようになったのです。
発達障害の息子を守らなければいけないという私の思いは
いつしか発達障害の息子が自分で自分のことを守れるようになるほうが
息子にとって幸せになるという風に思いがシフトしていきました。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子を守り過ぎていませんか?
私たち親が発達障害のわが子を守れる範囲は限られています。
すべてのことから発達障害のわが子を守ることは出来ません。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子が出来そうなことを出来ないと思い
手を出し過ぎていないか振り返ってみることも必要です。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが発達障害のわが子が出来ないと思っていることでも
違う人から見たら少しの手助けがあれば、出来ることがあるかもしれません。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたの見守り力とサポート力も必要になってきます。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子のことに手助けしすぎていないか意識してみることが大切です。
また、発達障害のわが子が
自分で自分を受け入れられるようにすることも大切です。
発達障害のわが子の中には自己受容が低いわが子が多いです。
どうしても発達障害の特性
こだわりが強い、衝動性がある、空気が読めない、
覚えが悪い、不器用、コミュニケーションが苦手により
自分のことを否定してしまい、自己受容感が低くなりやすいのです。
なので、発達障害のわが子の自己受容感を高めていくことも必要です。
発達障害は「個性」。その人それぞれが持つ個性です。
「個性」をレッテルと捉えるか、強みと捉えるかは人それぞれです。
なので、
個性を否定せず強みになっていけるよう「受容の話し方」が大切です。
発達障害の子どもを持つ親のあなたも、発達障害のわが子も
「ありのままに自分でいい」と思うことです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが自分にも発達障害のわが子にも
「○○が出来るから好き」と理由付けをするのではなく
理由はなくても今のままの自分も発達障害のわが子もいいと思うことですね。
「これが出来ないからあなたはダメなのよ」との話し方ではなく、
「今のあなたが大切。あなたはあなたのままでいい」との話し方ですね。
「受容の話し方」をしていくと発達障害の子どもを持つ親のあなたも発達障害のわが子も
受容力が出てきます。
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