発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害っ子の中には白黒思考(極端思考)になっている子も少なくはありません。
白黒思考とは、白か黒か0か100かといった極端に物事を考えることです。
大抵の物事には、はっきりした答えがなく、グレー(曖昧なこと)が多いです。
そのため、白黒思考のある発達障害っ子は生きにくさを感じやすい傾向にあります。
白黒思考はいいか、悪いか、できるか、できないかと言った偏った考え方です。
なので、ともすれば完璧主義になりやすいです。
白黒思考で完璧主義があると、この位できたらいいとはならずに、
「これができたから、これもできないといけない」と
自分で自分を追い込んでいきやすいです。
また、それを他者にも求める傾向があるため、トラブルにもなりやすいのですね。
そんな発達障害っ子には、視点を変えて話す話し方が大切になります。
発達障害っ子の話を否定することなく、肯定的に受け止めてから
視点を変えるとどう言う見方になるかを話していく話し方ですね。
例えば、発達障害っ子と宿題の話題をした時に
発達障害っ子はしたくないから宿題はしたくない
親のあなたとしては知識をつけてほしい、学校のルールを守ってほしいから
宿題をしてほしい
学校側からしたら、
授業だけでは時間が足りず補えないので宿題を出していると言うことを
発達障害っ子に合わせた話し方で伝えていくことですね。
発達障害っ子が「宿題はしたくない、
どうして宿題をしないといけないんだろう」と話してきたら、
親のあなたが「宿題をしたくないと思っているのね」
「ママとしては知識をつけてほしいから宿題をしてほしいと思っているし、
学校も、授業だけでは勉強するのに足りないから宿題を出しているんだよ」
と言うように、発達障害っ子の視点、親のあなたの視点、学校の視点を
話していくことですね。
白黒思考がある発達障害っ子はどうしても自分の思考に偏って、
その他の思考があることすらわからないことがあります。
なので、まずは違う考え方、
視点や立場の違いで考え方が違うことを伝えていくことが大切です。
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