発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
私たち親は、発達障害のわが子のためと意識が強いあまりに、
過干渉気味に接していることがあります。
過干渉とは、保護者がわが子をひとりの主体的な人間として見れずに、
その子の意思や思考、自我の発達や自主性などを否定して、
親が望む能力や思考を持つ子どもに育てることです。
私たち親は、無意識に発達障害のわが子にこうしてほしい、
こうあってほしいとの思いが強いあまりに、わが子をコントロールしようとします。
そのため、発達障害のわが子の意思を確認することなく、
これをしなさい、あれをしなさいと言ってしまいます。
発達障害のわが子が親のあなたの望むようにできるといいのですが、
わが子は発達障害があるが故にできることとできないことの差があり、
親のあなたが望むようにできないことがあります。
発達障害の子どもを持つ親のあなたの対応によっては
発達障害のわが子はできないことを求められてばかりで
自己肯定感が下がってしまいます。
なので、発達障害のわが子の自己肯定感を下げないためにも
親のあなたがわが子に自分が思うような子にしようとしていないかを
意識することが大切です。
発達障害のわが子は親のあなたの子どもであっても、ひとりの人格を持っています。
発達障害のわが子はわが子なりの思考や観念があり、
それは親のあなたと同じではありません。
※観念とは、主観的な物事の捉え方です。レッテルや価値観とも言います。
なので、私たち親の思うようにはいかないのですね。
だから、発達障害のわが子に親のあなたの観念(価値観)を押し付けても
わが子はわが子の観念(価値観)があるので、反発したり、
従順だったとしても思うようにできずにわが子を苦しめてしまうことがあります。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、
わが子に過干渉気味に接していないかを意識してくださいね。
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