発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
先日発達障害の21歳になる息子が「お魚まつり」に行こうと誘ってきました。
私の住んでいる地域では10月にお魚まつりがあります。
お魚にちなんだイベントですね。
お魚の掴み取り、お魚捌き、海産物の販売、ヒーローショーなど
楽しいイベントが目白押しであります。
私は発達障害の息子が幼稚園の頃から
このお魚まつりに行っては楽しんでいました。
私が特に頑張ったのが、お魚の掴み取り。
このお魚の掴み取りは小学生以下で数百人限定で配布券があるので、
その配布券のために早くから息子と会場に行き並んで券をゲットして、
またお魚掴みをするためにも並んで参加をしていました。
発達障害の息子と並びながらじっくり話をしたり、
軽食を並びながら食べたりとしていました。
そして、発達障害の息子が魚を掴めるようになるためには数年かかりましたが
魚をつかめた時は本人も私も達成感があり「やった」と叫んでいました。
お魚掴みはお魚が掴めなくても掴めても1匹いただけるので、
帰ってから調理をして食べます。
発達障害の息子は自分が参加してゲットした魚と得意気でした。
今でもその当時のことを発達障害の息子として会話が弾みます。
日常に色々な場面、バスを待つ時間、お店の待ち時間、イベントでの待ち時間、
病院の待ち時間・・・などがありますが、
発達障害の息子は待つのは慣れているから大丈夫だよとよく言います。
きっと、色々なお祭りやイベントなどで待つことが当たり前になっていたからだと
今では思います。
その当時は自分も発達障害の息子もお得に楽しめるようにしたいとの思いから
息子と色々な祭りに参加していたけど、
そのことが役に立っているんだなと最近は感じます。
発達障害のわが子によっては「待つこと」が苦手なわが子もいます。
それは、見通し力が弱く、先の見通しができないために
「待つこと」ができないだけなのです。
けして、発達障害のわが子が嫌がっているわけでも
自分勝手に行動しているわけでもありません。
発達障害のわが子は待っていても何があるのかわからず、
不安になってその不安を解消しようとしたり、
目先に自分の気になることを見つけ、
そこに意識をするため待っていられないだけなのですね。
なので、そんな発達障害のわが子が待つことができるようにするためには、
あらかじめの見通しを伝えることです。
例えば、私の息子のようにお魚掴みで並んでいる時には、
「あのプールにあるお魚をつかむのよ、軍手をはめてつかむのよ。
そのために、今は並んで待っているの
プールの水は冷たいかな?お魚は泳ぐの早そうだね。ドキドキするね。
楽しみだね・・・」など、
発達障害のわが子の見通しと好奇心を持たせるような話し方をすることですね。
そうすると、発達障害のわが子は先の見通しができているし、楽しみなことがあるので
待つことができます。
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