発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
今日は発達障害の息子の卒業式です。
今日で発達障害の息子の高校生活は終わり、社会人になります。
発達障害の息子は、
「今日で高校は終わり、卒業式では泣かないようにする」と
話をしてきました。
なぜ、泣かないようにするの?と話すと
息子は「男は泣いたらダメだから」と返答しました。
私は「男だから、女だからではなく、泣きたかったら泣いていいよ」と
話をしました。
「男だから・・・」「女だから・・・」
「子どもだから・・・」「大人だから・・・」と言いますが
これは観念です。
観念とは主観的な捉え方のことです。価値観とも言われます。
人はそれぞれの観念(価値観)があります。
その観念(価値観)で判断をしています。
親の言動、友人、職場、学校、SNS、テレビなどの情報・・・などにより
観念は無意識に植え付けられていきます。
なので、
私は息子に対して自分の観念を押し付けないように意識しています。
息子と話をする時、自分の考えを押し付けていないか、
息子の話を聴いているのかを意識しています。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子の話を聴いていますか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子に自分の観念(価値観)を押し付けていませんか?
もちろん、
観念(価値観)が悪い訳ではないのですが、観念(価値観)によっては
発達障害の子どもを持つ親あなたや発達障害のわが子の心が
きつくなるものがあります。
「こうしないといけない」「これが出来ないといけない」との観念(価値観)が強くなると、出来ない時に自分や発達障害のわが子を責めてしまうのですね。
そうすると、発達障害の子どもを持つ親のあなたやわが子の心が
きつくなっていくのです。
観念は私たちが無意識に持っいる当たり前に思っていることです。
当たり前に思っていることなので意識しません。
でも、この当たり前に思っている観念により
ジャッジして感情が左右されてしまうのですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
「これをしないといけない」「あれをしないといけない」・・・など
自分の観念を発達障害のわが子に押し付けてはいませんか?
「これをしないといけない」「あれをしないといけない」との思いが強いと
出来ない時にイライラ感が強くなり、否定的な言葉が出てしまいます。
そして、
発達障害のわが子や親のあなたの自己肯定感も下がっていくのですね。
なので、
発達障害のわが子に対して親のあなたが自分の観念(価値観)を
押し付けていないかを意識することが大切なのです。
観念(価値観)は自分では当たり前に思っていることなので疑問に思いません。
だからこそ、
自分の観念(価値観)に疑問に思うことが必要なのです。
私のこの考えはいいのだろうか?他の考え方はないのだろうか?との疑問を
自分に投げかけるのですね。
例えば、
人から好かれないといけないとの思いが強くあれば、
本当に人から好かれなければいけないのだろうか?と疑問視すると
全ての人からは好かれないし、嫌われもしないからと考えていきますよね。
そうしていくと、
発達障害のわが子に対しても親のあなたも心が楽になるのではないでしょうか?
発達障害のわが子の言動に対してのイライラ感が少なくなりますよね。
発達障害のわが子に話をする時には
発達障害の子どもを持つ親のあなたの観念(価値観)を押し付けていないか
意識してくださいね。
そして、親子の会話を楽しんでくださいね。