発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
発達障害のわが子のことを受け入れていますか？
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子にどこか引け目を感じていませんか？
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
わが子を発達障害ではないと思うようにしていませんか？
何となく普通と違う。
なかなか言葉が出ない。
かんしゃくが多い、じっとしていない・・・など
発達障害のわが子を見ながら
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、自分の中での不安と戦っていますよね。
発達障害があるから普通の子とは違うと思う反面
発達障害じゃない、少し成長が遅いだけ、普通の子と変わらないと思う自分もいますよね。
どうしても発達障害という現実を
自分の中でどう受け止めたらいいのか分からなくなってしまうのです。
発達障害を持って生まれてきたわが子を目の前にしながら
親のあなたは自分が発達障害の子どもを産んでしまった・・
自分の子育てに何かあったのではないかと心のどこかで自分に置き換えているのですね。
でも、発達障害のわが子は
ただ発達障害という特性・個性を持って生まれてきただけなのです。
誰のせいでもないのです。
右利きの人がいれば左利きもいるという特性・個性なのです。
発達障害と言う言葉や、わが子が手がかかる、出来ることが少ない現状に戸惑って
親のあなたが自分を守るために思い込んでいるのです。
発達障害のわが子が出来ないのは、
仕方が悪いから、教えていないから、教え方が悪いから・・・と
何かしら言い訳をつい自分についてしまうのです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子が出来るように時間をかければいいと
発達障害のわが子のレベル以上のことを無意識に求めてしまうこともあります。
発達障害のわが子の現状が分からないからです。
何が出来て、何に困っているのか、
今後何が困るのか・・というわが子の現状が見えてこないのですね。
発達障害の特性として、
得意な事と不得意な事がはっきりしてきます。
どうしても、
定形発達の子どもと比べると出来ないことが目立ってしまうのです。
その為に、
発達障害のわが子も親のあなたもどうしていいのか戸惑ったり
思うようにいかないもどかしさで心が苦しくなってしまうのですね。
特に発達障害のわが子が小さい内は定形発達の子どもとの差は小さいけれど、
成長するにつけてその差が広がっていきます。
これは、言葉や学力学習、観察学習の積み重ねで定形発達の子どもは成長していくけど
発達障害のわが子は観察学習が出来ないし
定形発達の子どもより学習スピードムラがあるからです。
定形発達の子どもが自然に身につくことでも、
発達障害のわが子は意識して伝えていかないと分からないからですね。
だから、発達障害のわが子が成長して行く度に
親のあなたはわが子の出来ない所が目立って、
どうしようもない焦燥感に捉われてしまうのです。
発達障害のわが子もわが子なりの速度で成長はしています。
ただ定形発達の子どもの成長速度が違うのです。
その成長に偏りやアンバランスさがあるだけなのです。
発達障害のわが子によっては
極端思考やこだわりが強く、また場の空気が読めない為に
誤解をされて孤独になることがあります。生きにくさに悩まされることもあります。
それを改善するために、発達障害のわが子の特性、
個性に応じてソーシャルスキルトレーニングや認知行動療法があります。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子の特性・個性を受け止めていますか？
発達障害のわが子は、
発達障害という特性・個性を持って生まれて来てくれただけで、
誰のせいでもないのです。
発達障害のわが子の特性・個性を受け入れて、
発達障害のわが子の現状を見ていきませんか？
そうすると、
発達障害のわが子にとっても親のあなたにとっても、心が楽になってきますよ。
発達障害のわが子との会話を楽しんでくださいね。