発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
さっき買い物時に出かけたのですが、財布がないことに気付き帰ってきました。
いつものリュックでのお出かけ、
昨日リュックから財布を出してそのままだったのを忘れていました。
いつものリュックだから財布も入っているはずとの私の思い込みですね。
今後から確認して出かけます。
発達障害のわが子によっては忘れ物が多いわが子もいますよね。
特に注意欠如多動症(ADHD)傾向のわが子は忘れ物が多いです。
気が散りやすく、その為何をしていたのか忘れやすいのですね。
本人としては忘れ物をしようと思ってしているわけではないのですが
毎回忘れ物が多いと「また、忘れたの?」
「この前も忘れたよね、何回同じことを繰り返しているの?」と
周りの人から注意を受けることが多くなってしまいます。
その為、発達障害のわが子の捉え方によっては「注意されてばかりで嫌だ」
「いつも忘れものをする自分はダメだ」と自己批判をしてしまうのです。
なので、発達障害のわが子の忘れ物対策が必要です。
発達障害のわが子の忘れ物対策として
・持ち物の場所を決める
・前日に準備をする
・確認をする です。
・持ち物の場所を決めるとは
発達障害のわが子の持ち物の場所決めです。
学校であれば学校で必要な物全てですね。
ランドセル、教科書やノート、筆箱、鉛筆、消しゴム、体操着一式、水泳道具一式
リコーダー、ピアニカ、絵具一式、書道一式、鍵、定期券などの定位置を決めることです。
発達障害のわが子は忘れやすいので、学校準備をしている物を探している途中で
何を探していたのか忘れてしまうことがあります。
なので、準備する物の定位置を決めておくと探す手間が省けて忘れにくいです。
また、体操服や水泳道具などは体操服とズボン、帽子などまとめておくと
ワンアクションで準備出来ます。
鍵は鈴をつけて落ちた時にも分かるような配慮や
ランドセルに収縮性のある紐のようなものをつけてファスナー部にしまっておくと
必要時にランドセルに付けたまま使用出来るので、探す手間や忘れ物防止にもなります。
物の定位置を決める時は発達障害のわが子の動線も意識した場所にすると
(ハンカチは着替えの服と一緒の所にするなど)忘れ物がしにくくなります。
・前日に準備するとは
前日に明日の準備をする癖をつけることです。何でも余裕が必要です。
当日では時間的に余裕がなく慌てるので忘れ物をする確率は高いです。
なので、前日に準備をすることが必要です。
その為には、親のあなたの声掛けが大切です。
その時の話し方は「確認の話し方」です。
発達障害のわが子に1つ1つを確認する話し方ですね。
「学校の準備はしたの?」ではなく、
「ランドセルの中に教科書やノート、筆箱の中身
(鉛筆は書けるようになっているか、消しゴムや定規は入っているかなど)
マスク、ハンカチ、ティッシュ、体操服、明日着る服は準備出来ているの?」と
1つ1つを丁寧に確認する話し方です。
・確認するとは
前日に準備をしているので当日確認の声掛けをすることです。
発達障害のわが子が学校に行く時に、「体操服は持った?」「水筒は?」など
確認の声掛けをすることです。
発達障害のわが子によっては自分で準備をすることが難しいわが子もいますよね。
発達障害のわが子に合わせた親のあなたのサポートをしながら、
忘れ物対策をすることが大切です。
ただ、発達障害の子どもを持つ親のあなたがわが子にさせると
時間がかかるからと親のあなたが代わりに全部をすると
発達障害のわが子は自分では何もしなくなります。
そして、忘れ物をしたのも親のあなたのせいにしてしまいます。
そうなると発達障害のわが子の為にはならないですよね。
なので、発達障害のわが子にまずは学校準備を自分でさせてみましょう。
どこが出来て、どこが出来ないのかが分かります。
暫くは時間がかかるかもしれませんが、
要領を得てくると時間はそんなにかからなくなります。
発達障害のわが子に自分のことは自分でさせることが大切です。
そして、発達障害のわが子が忘れ物をしなかった時にはほめることも必要です。
試してくださいね。
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