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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
先日、社会人になった発達障害の息子から「秋と言えば何?」と話しかけてきました。
「食欲の秋、文化の秋、スポーツの秋、読書の秋」と
発達障害の息子が思いのほか言葉が出てビックリしました。
いつの間にか語彙力が増えていると感じました。
語彙力とは「言葉の数」と「それを使いこなす能力」のことです。
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会話において語彙力は大切なことの1つです。
語彙力が多いと会話の表現力も出て会話の幅が広がります。
語彙力が少ないと伝える力や理解力、読解力が低くなります。
言葉の数が少ないと言葉で表現しにくく、
また言葉が分からない為に会話をしていても伝わらないです。
外国人と会話しているようなものですね。
発達障害のわが子は
・何を話したらいいのか分からない
・自分の気持ちを表現できない
・かんしゃくを起こしやすい
・イライラしやすい
・話している言葉が分からないから話している内容が分からない
など感じています。
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これらは、語彙力が低い為に、
自分の気持ちや話したいことが上手く伝えられないのです。
自分の気持ちや話したいことが伝わらない為に
発達障害のわが子はかんしゃくを起こしたり不安定になりイライラしているのですね。
定形発達の子どもであれば自然と日常生活の中で身についていくことでも
発達障害のわが子には意識して伝えていかないと身につかないのです。
なので、発達障害のわが子の語彙力を高めることが大切です。
語彙力を高める方法は3つあります。
1,会話を多くする
2,読書や読み聞かせをする
3,遊びや生活の中での実体験をする です。
1,会話を多くする とは
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、意識して言葉を多く用いて話していくことですね。
会話の回数が多いほど語彙力は高まります。
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例えば、外で車が走っている時に、
「車が走っている」と発達障害のわが子が話して来たら、
「そうね、車が走っているね」よりも「あの黄色の車はタクシーよ」
「タクシーはお金を払って行きたい所連れていくてくれる車よ」と
車がどういう車か具体的に話をすることで発達障害のわが子の語彙力が高くなります。
要は話す言葉の数と質なのですね。
分かりやすい言葉でより多くの言葉を話していくことです。
2,読書や読み聞かせをする とは
本にはたくさんの言葉が使われています。
うれしい気持ちを表す言葉も、ただうれしいと書かれていることもあれば
「歓喜した」「ウキウキした」「感極まった」「心躍る出来事」など
色々な言葉で表現されています。
読書や読み聞かせをしながら「この言葉はどんなこと?」など
発達障害のわが子に言葉の意味が伝わっているかどうかを確認しながらすることも必要です。
色々な言葉に触れることによって発達障害のわが子の語彙力は高まっていきます。
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3,遊びや生活の中での実体験をする とは、
遊びや生活の中での実体験で覚えた言葉は忘れにくいものです。
特に五感を刺激した言葉は忘れにくいです。
「熱い」「冷たい」などの感覚を表す言葉は、本やただ言葉で話しただけでは分かりません。
なので、実際に体験することで分かっていきます。
発達障害のわが子に熱いお茶を持たせて、
「このお茶熱いでしょ」など話しかけていくことが必要です。
実際にしている体験を言葉で表して発達障害のわが子に伝えることで、
わが子の語彙力がついていきます。
また、発達障害のわが子の思っているであろう言葉を
親のあなたがわが子に変わって話すことも必要です。
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発達障害のわが子が公園で友達の中に入りたそうにしている時に
親のあなたが「友達の所に行きたいの?」と聞いて
わが子がもじもじとしてどう話したらいいのか戸惑っている時は
「入れて」や「一緒に遊ぼうと話しかけたらいいよ」などアドバイスをすると
発達障害のわが子は行動に移れます。
遊びや生活の中での実体験をした言葉は忘れにくいです。
試してくださいね。
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