発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
先日、社会人になった発達障害の息子が
「もうすぐお月見だね、今年のお月見は何日になるの?」と話してきました。
私は発達障害の息子が生まれてから、
日本の行事やイベントごとを意識するようになりました。
お月見などのイベントを発達障害の息子と一緒にすることで、
息子にとっても私にとってもいいことだろうという思いがあったからです。
お月見では発達障害の息子と月を見ながら団子を食べます。
お月見はいいですね。五感で楽しめます。
きれいな月を見て、風を感じて、
美味しい匂いをかいで食べて、触れて味わってと五感をフル活用します。
その時間が楽しいひと時ですね。
天候にもよりますが、お月見が出来た時には、
月がきれいでボーっと見惚れたり、発達障害の息子と語り合います。
「お月さまには本当にウサギがいるのか、ウサギに見えるのか」など
年々会話の幅が広がっていき、発達障害の息子の成長が見れる時にもなります。
いつもは気が付かないことでも、振り返ると気が付くことも出てきます。
あまり話をしてこなかった発達障害の息子が、自分から話をするようになった。
「学校はどうだった?」「楽しかった?嫌だった?」と私が聞いても
「うん」か「ない」位しか返答がなかった発達障害の息子。
その発達障害の息子が「お月見って楽しいね」など自分から話すようになったと
思うようになったのはいつだったか。
時間に追われてなかなか振り返れないことも、何かの機会に気が付くことがありますね。
時にはそんな時間を持つことも大切ですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
・発達障害のわが子が話していることが分からない
・発達障害のわが子が何をしてほしいのかが分からない
・発達障害のわが子のコミュニケーション力に不安を感じる
など思っていませんか?
発達障害のわが子はその特性から
・集中力がない
・自分のこだわりが強く、自分の興味のあることしか話さないし聞かない
・イメージ力が低下しているから見通しが持てない
・言葉の意味をそのまま捉えてしまう
・場の空気が読めない
などがあります。
発達障害のわが子は初めからコミュニケーションが苦手ではないのです。
人との関わり合いの中で、人から受け入れてもらえない、否定される経験があり
それが戸惑いや不安になりコミュニケーションが苦手になっていくのです。
人との関わり合いの初めは親子関係です。
親子関係は発達障害のわが子の土台作りとも言えます。
親子関係を通じて自分や人との関わり合い、
コミュニケーションの仕方を学んでいくのですね。
最近ではコミュニケーションの手段として
自宅内に居てもLINEでのやり取りでの会話になっているというのを聴いたことがあります。
自宅内でのLINEでの会話が悪いわけではないのですが
発達障害のわが子とのコミュニケーションにおいて、
お互いの距離感や声の出し方、聴き方、話し方においては
顔が見える距離での会話が望ましいですね。
なので、発達障害のわが子との顔の見える距離での会話を意識することも大切です。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子とどう話しかければいいか戸惑う時や話すきっかけがほしい時には、
イベントを利用してはどうでしょうか?
イベントでの話し方のコツは「楽しむ話し方」です。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、イベントを楽しんで話していく話し方ですね。
人は楽しいことが好きです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが楽しそうにしていると
発達障害のわが子も楽しくなって話しやすくなります。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが楽しむことが大切です。
そして、発達障害のわが子が話してかけてきたら、
「肯定する話し方」を意識することも大切です。
発達障害のわが子が
「この団子好きじゃない。ウサギの饅頭がよかった」と話してきたら
「もうそんなこと言うなら食べないでいい」と話すのではなく
「そうこの団子は好きじゃなかったのね。次はウサギの饅頭にするね」など
肯定した話し方ですね。
今年の十五夜(お月見)は21日の火曜日になります。
よろしければ、発達障害のわが子と楽しんでお月見してはいかがでしょう。
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