発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害のわが子のことでよく「認知の歪み」と言われることがあります。
「認知の歪み」とは、私たちは様々な思い込みや価値観があります。
この思い込みや価値観が大多数の人が思い描いていることと異なることを
「認知の歪み」と言います。
発達障害のわが子はこの「認知の歪み」を持っていることが多いです。
それは、発達障害のわが子の特性でこだわりが強かったり、イメージ力が弱かったりして
主観的にしか物事を捉えられないからです。
発達障害のわが子はこの「認知の歪み」がある為に生きづらさを感じてしまいます。
発達障害のわが子は、大多数の人が思い描いていることとの違いにより、
会話のズレが生じて、話が合わない、かみ合わないとなって
コミュニケーション障害になってしまうからです。
なので、発達障害のわが子がどんな「認知の歪み」があるかを
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、その都度確認しながら、
誤解をされそうなことはその時に訂正をして
発達障害のわが子の認知の歪みを訂正することが大切になります。
例えば、
調理をしていて「この鍋みていてね」と発達障害のわが子に言ったとします。
私たちの感覚であれば
鍋が焦げ付きそうになったら、火力調整をするか止めるかするのですが
発達障害のわが子は焦げていてもそのまま見ていることがあります。
これは「この鍋みていてね」の言葉そのままとして捉えている為
発達障害のわが子はただ鍋を見ているのです。
頼まれたには鍋を見ていることなので、
そこには火力調整も火を消すことも含まれていないからです。
だから発達障害のわが子に話す時には具体的に話をする必要があるのです。
鍋が沸騰したら火力調整をして、それから火を止めることも含めて話をするといいのです。
この時に、実際の火力調整や火の止め方の仕方も話しておく必要があります。
発達障害のわが子の「認知の歪み」はその特性により強くなることがあるので
その都度確認して、訂正していくことが望ましいです。
その時の話し方は「肯定して諭す話し方」ですね。
発達障害のわが子が鍋を見ていて焦がしたら
「鍋を見ていてって言ったでしょう、何で焦げているのよ」と話をせずに
「鍋を見ていてって言った時には、火の火力調整や止める事もしてほしかったのよ」
「今度の時は火の火力調整や止める事もお願いね」
「お母さんは忘れるかもしれないから、教えてって言ってね」など
話をするといいですね。
発達障害のわが子は忘れやすかったりしますが、
不思議と親のあなたがお願いしたことは覚えていることが多いものです。
発達障害のわが子の認知の歪みは確認しながら、訂正していってくださいね。
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