発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
「人は幸せになるために生まれてきたんだよ」と聞いた時に
「うん、そうだね」という人と
「そんなことはないよ」と答える人がいますよね。
数年前の私だったら「幸せになるために生まれていたんじゃないよ」
「だって、私はこんなに心がきついんだもん」と答えていただろう。
そもそも「幸せってなに?」と思われる人もいますよね。
人によって幸せの感じ方は違います。
「お金持ちになるのが幸せ」「結婚するのが幸せ」
「発達障害のわが子が経済的に自立することが幸せ」と
何かがあるのか幸せと思っている人は多いのではないでしょうか?
確かに、何もないよりはあった方が幸せを感じやすい時はあります。
しかし、それは一時的な幸せ感でしかないことが多いものです。
お金があっても、お金に縛られた人生を送っていたら
どんなにお金があっても満足はしなくて、幸せ感はなくなっていきます。
結婚するのが幸せとして結婚したけど
「こんなはずではなかった」と不満を抱える人は多いものです。
発達障害のわが子が経済的に自立したとしても
「本当にわが子はこのままで大丈夫かしら?」となんらかの不安感から
発達障害のわが子を心配しては幸せ感は無くなっていきます。
「幸せ」とは何かがあるから幸せではなく
心が感じることが幸せなのです。
だから、幸せを感じるために必要なことは
他者に依存した状態ではなく、自分の内側が満たした状態であることですね。
自分の内側が「どんな自分であっても自分なんだ」と条件付けをしないで
自分自身を受け入れている状態でいることですね。
人は自分の中に理想とする自分がいます。
「これができる自分っていいな」と
何かを得たり、何かできることに意味を見出してしまい
人との優劣で自分を見てしまいます。
そうすると「こんなことを思っている自分はダメだな」と
自分の嫌なところばかりに目がいって自分を卑下してしまい
なかなか幸せ感を持つことができなくなります。
自分を卑下しているから「こんな自分は嫌だ」との思いがあり、
それを埋めてもらおうと他者に頼ってしまうから
人から好かれるために自分に無理をしてしまいます。
そうしていくと、心がキツくなって幸せを感じられなくなってしまいます。
人から愛されない、認められない自分はダメだとなって
幸せを感じられなくなっていくのですね。
なので、まずは自分でどんな自分でも受け入れることが大切です。
どんな自分でも自分なんだと受け入れることができれば
人に自分を受け入れてもらいたいと自分を偽ってでも、
人の好みになろうとしなくなります。
そうしていくと、他者との優劣で自分を見なくなるので、
幸せ感を持ちやすくなります。
今ある現状でも幸せ感を持つようになります。
発達障害のわが子がいることが幸せ
ご飯が食べれることが幸せ
生きていることが幸せと
他者視点ではなく、自分視点での幸せ感を持つことができます。
自分の幸せのために、自分を他者との優劣で見るのではなく
「どんな自分でもOK」と受け入れることを意識してくださいね。
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