発達障害 話し方ブログ

コロナ禍と言われても

投稿日:

発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。

やっとコロナウイルスとの共存、
新しい生活様式にも慣れてきたのにコロナ騒ぎがまた再燃。
色々と思う所があります。

発達障害の子どもを持つ親のあなたは
「コロナ禍(か)」とも言われてもどうすればいいのよと思いませんか?

学校も再開して発達障害のわが子も
少し落ち着いてきたのにとまたとは思いませんか?。

私も発達障害の高3の息子がいます。
春休みはコロナ騒ぎで予定していた旅行やら用事がすべてキャンセル。
発達障害の息子と楽しみにしていたけどしょうがないねと話をして
自宅ライフの楽しみ方を模索していました。

学校も再開してやっと新しい生活様式にも慣れてきた今日この頃
今後の先行きがわからないから予定がたたないけれどと
息子と話をする機会がさらに増えました。
落ち着いたら、知人の所に旅行に行く計画も延期中。
リッチなお弁当に変更になりました。

「コロナ禍(か)」
「禍(か)」の漢字は(わざわい)とも読みますが、
同じ読み方を持つ「災い」とは意味の使い分けがあります。

「災い(わざわ)」は「天災」など、主に防ぎようのない元凶により
もたらされるものに使われる漢字。

「禍(わざわい)」は人為的によって発生した事、
つまりは人為的な努力によって防ぐ事が出来る事に使われる漢字です。

「禍転じて福と為す」とのことわざがあるように、
普通の意味ではマイナスと考えられる事でも、
自分の観念(主観的な物事の捉え方)でプラスの方向に
持っていく事ができるといいですね。

発達障害の子どもを持つ親のあなたは
漠然とした気持ちでいませんか?
不安だけが先に立ってはいませんか?

親のあなたの不安が、発達障害のわが子にも伝染するのです。
発達障害の子どもは見ていないようでも親のあなたを見ています。
ただどう表現すればいいかが分からないだけなのです。

なので、
癇癪を起したり夜中に大声を出して起きたりと
不安定になりやすいのです。

でも、
どうやってこの不安な気持ちを変えたらいいのよと思われますよね。
だって、感情は自分では無意識に沸いてくるものだから。

ここで考えてみてみましょう。

何が不安なのでしょう?
コロナウイルスに感染するかもしれない事。
外出が制限される事、自宅にいる機会が増える事。
仕事(お金)があるか分からなくなる事。
発達障害の子どもの学校が休校になるかもしれない事などでしょうか?

でもその事は「今」困っている事なのでしょうか?

コロナウイルスに「今」感染しているのでしょうか?
「今」食べるのに困るのでしょうか?
食べる物がなくて、日用品がなくて困るのでしょうか?

多くの場合は「今」ではないですよね。

コロナウイルスとの共存のための
マスク着用、ソーシャルディスタンス、生活に必要の時の外出をしながら
「今できる事」に焦点を当てるのです。

「今できる事」
例えば発達障害のわが子とゆっくりと本を読んでみる事。
発達障害のわが子と食事やおやつを作ってみる事。
発達障害のわが子と見れなかった映画DVDを見てみる事。
発達障害のわが子とことば遊び(しりとりなど)をしてみる事など
発達障害の子どもを持つ親のあなたとわが子がしたい事を
してみてはいかがでしょう。

苦境の時に大切な事はイメージに引きずられない事。
テレビやSNSなどネガティブな事に触れていくと
ネガティブな思考になりやすいのです。

必要以上にネガティブにならないように
こんな時こそ冷静に「今できる事」に焦点を当ててみてくださいね。



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