発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子を怒りたくないけど、怒ってしまうことはありませんか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
「怒る」と「叱る」は違う事を知っていますか?
「怒る」とは、
相手が自分に悪影響を与えたり、
自分の思った通りに動いてくれなかった時に
自分の怒りを相手にわかってほしい時に、自分のために怒ります。
つまり、
自分の感情が入るので、客観的に見れませんね。
また、
自分の感情のままに
相手に話すので、
相手には何が言いたいのか伝わらないことが多いですよね。
では「叱る」とは
相手が自分を含めて誰かに悪影響を与えたり、
自分の思う通りに動いてくれなかった時に、
相手をよりよくしようとする注意やアドバイスを、
あえて声を荒げたり
語気を強めにして相手に伝えたい時に、相手のために叱ります。
つまり、
自分の感情は入らないので、
相手に自分の話したい事やしてほしい事が伝わります。
「怒る」は自分の感情が入り、自分の為(主観的)
「叱る」は自分の感情は入らない、相手の為(客観的)なのですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
発達障害のわが子の事を怒っていますか?
それとも叱っていますか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、
感情になることはあるでしょう。
でも、
発達障害のわが子の事は叱るように意識してくださいね。
その時の声掛けのポイントは、
発達障害のわが子の行いを叱るようにしていきましょうね。
人格ではなく、あくまでも行いですね。
例えば、
発達障害のわが子が、
片付けをしなくて散らかし放題にしていたなら、
「片付けも出来ないの、だからあなたはダメなのよ」ではなく、
「片付けをしようね。散らかっているから」
「散らかっているのは嫌だから、片付けをしてね」と
話していくと、お互いにイライラしなくてすみますよね。
試してみてくださいね。
そして、
親子での会話を楽しんでくださいね。