発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは愚痴を言っていませんか?
愚痴は言わない方がいいと分かっていてもつい話してしまう
何でだろうと思いませんか?
愚痴は自分の欲を刺激された時に出ます。
自分の思う通りにならないから愚痴が出るのですね。
仕事や家事、子育てに追われている時
もう少し時間があれば○○が出来るのに、
発達障害のわが子の手がかからなければ○○が出来るのに、
お金があれば働なくてもいいのに・・・と愚痴が出てきますよね。
愚痴は言わない方がいいとはわかっているのについ出てしまう。
そして、愚痴は口に出すとさらに悪化していくのですね。
愚痴を話すと、その時はスッキリとしますがその時だけなのです。
愚痴を言ってしまうと、次々と際限なく出てきてしまうのです。
愚痴は話す方にとっても聞く方にとってもいいことはないですよね。
良い気持ちにはならないですよね。
それは、人の愚痴を聴いていても、自分が言われている気がしてくるからです。
人の脳は主語を認識しないので、
他人からの愚痴を聞いていても自分に言われているように思うからですね。
なので、愚痴を言ったり、聞いたりしないほうがいいのです。
愚痴は言わないようにして、愚痴を話す人がいたら、
その場から離れるか極力聞かないようにしていきましょう。
愚痴は人との関わり合いの中で生まれます。
地球上で自分ひとりだったら、比べるものがないので愚痴は出てきません。
比べるものがあるので愚痴が出てしまうのですね。
人と比べて自分は○○、人が○○だから私は悪くない、人が変わらないのが悪い、
社会が○○だから私がこんな思いをしている、社会が悪い・・・と
自分や他者に対して愚痴は出てきます。
そして、他者のせいにしていても何も解決はしないのです。
他者は変いることは出来ないけど、自分を変えることは出来るからですね。
愚痴はすべて自分の中の欲を刺激されて出ています。
自分を認めてほしい、いいお母さんと思われたい
こんなに自分は頑張っているのに・・・
自分を犠牲にして発達障害のわが子のことをしているのに
何でわかってくれないの・・と自分の中の欲から出てくるのです。
人生は思う通りにはいかないものです。
それを自分の思う通りにしたい、
自分の思う通りにしなければいけないと無意識に思っているから
思う通りにならない現実に不満があり愚痴が出るのです。
愚痴が出るのは、自分の中の欲があるからです。
どういう欲があるのかを知り、自分の出来ることを行動してくださいね。
そして、愚痴は言わない、聞かないことを意識してください。
発達障害のわが子との会話を楽しんでください。