発達障害 話し方ブログ

言葉は時として暴力になる

投稿日:

発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。

発達障害の子どもを持つ親のあなたは、言葉使いを意識していますか? 

言葉は時として暴力にもなります。

言葉によって心が傷つき心が苦しくなってしまうからですね。

悪意のある言葉、悪口は話す方にとっても聞く方にとってもいいことはありません。
悪口はネガティブになるし、自尊心も低くなるからですね。

ただ、悪口ではなく、
感情的になってた時につい口から出てしまう言葉や普段無意識に話している言葉の中に
発達障害のわが子が傷ついてしまう言葉もあります。

「静かに、話さないで」「ここにいたら邪魔よ」
「これをしたらダメって言っているでしょ、何回言えばいいの、本当にダメね」など
話をする方としては注意をしているつもりでも、発達障害のわが子にとっては
自分を拒否された、否定されていると捉えてしまうことがあるのです。

これは、発達障害のわが子の認知のゆがみがあるためですね。
物事の捉え方が違うのです。

イメージ力の低下や場の空気が読めない為に言葉をそのままの意味として捉えたり
自分の思い込みでの捉え方をしてしまうのですね。

なので、何をしたらいいのかを具体的に端的に話す必要があるのです。

「静かに、話さないで」
→「今は静かしてね、先生の話が聞きたいから。その後で話を聞くから待ってね」

「ここにいたら邪魔よ」→「ここは他の人もいるから、あの椅子に座ろう」

「これをしたらダメって言っているでしょ、何回言えばいいの、本当にダメな子ね」
→「これをするより、箱におもちゃを入れよう」

と言うように否定的に捉えるような言葉や人格を否定するような言葉を
使わないようにすることが大切なのです。

その為に普段使っている言葉を意識することが必要ですね。

また、発達障害の子どもを持つ親のあなたが、
感情的になってつい口走った言葉で、発達障害のわが子が傷ついた時には
気づいた時に謝ることが大切です。

これは親でも悪いと思ったら謝ることで、
発達障害のわが子に悪いことをしたら謝ることを教える事にもなるからです。

発達障害の子ども持つ親のあなたは話し言葉を意識していますか?

悪口は言わない、否定的な言葉使いをしないように意識してくださいね。

そして、発達障害のわが子との会話を楽しんでください。





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