発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
最近天井で謎の音がします。
ドドドドド・・・ッと小動物?の足音のような音。
その音を聞く度に、私は怖り身体がこわばっていきます。
見えないものに対しての恐怖心は
私たちの生存本能なのかもしれないし、情動記憶かもしれませんね。
情動記憶とは怒り、恐れ、喜び、悲しみなど
比較的急速に引き出された一時的で急速な感情を伴った記憶のことです。
この情動記憶は普通の記憶よりも心に留めています。
そして、どちらかと言えば喜びなどのポジティブな情動記憶よりも
哀しみや恐れなどのネガティブな情動記憶の方が残りやすいのです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
訳もなく不安や恐れになることはありませんか?
情動記憶は私たちの行動にも影響をします。
情動記憶は私たちが普段は忘れていて、何かの時に不意に出てくることがあります。
小さい頃怒られて押し入れに閉じ込められて、怖いと思う情動記憶があれば
押し入れは怖いと思い、身体がこわばったりします。
小さい頃の情動記憶なので大人になって忘れていても
押し入れを見るとなぜか怖いと思ってしまうのですね。
仕事で失敗して自分に自信が持てなくなった時も
この情動記憶により、同じような場面になったらまた失敗してしまうと躊躇してしまい
同じように失敗することがあります。
そして、
いつの間にか何をするにしても、不安や恐怖が先に出て行動出来なくなっていくのですね。
だから、訳もなく不安や恐怖に悩まされる時は、
実はこの情動記憶によるものかもしれません。
ただ、不安や恐怖心があることが、悪いわけではないのです。
不安や恐怖により、行動が制限されることに問題があるのです。
不安や恐怖心があるから、警戒して次に繋げることも出来るからですね。
以前仕事で失敗をして、同じような場面になっても、
同じように失敗するとは限らないのに
自分で失敗すると思い込んでいることが問題なのです。
同じような場面や似たような場面になっても、まったく同じことではないのです。
要は同じように失敗をするとは思わず、
出来事をそのままい捉えて、自分に出来ることを行動していくことが大切なのですね。
そして、自分を卑下しないことが大切なのです。
「私なんて、何をしても失敗する」「私なんてダメだ」と自分を卑下しないことです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
訳もなく不安や恐れになることはありませんか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
訳もなく不安や恐れになることはありませんか?
訳もなく不安や恐怖心になっても、それはあることと思い
自分に出来ることを考えて行動してくださいね。
そして、発達障害のわが子との会話を楽しんでください。