発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
過ごしやすい季節になりました。
ただ夜間少し冷えてきたので体調管理は注意が必要ですね。
私はシーツを干しながら、
発達障害の息子が小学生の時に夜尿症で洗濯に追われていたなっと思い出しています。
肌寒くなると夜尿の頻度が増えてきます。
夏場はまだいいのですが、
冬は毛布に布団、おねしょシーツ、寝衣など洗濯物が増えて手間でした。
怒ったり、焦ったりしてはいけないと思っていても、
イライラする自分に嫌気がしながら、気持ちのコントロールは難しいと感じていました。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、発達障害のわが子の夜尿で悩んでいませんか?
発達障害のわが子は夜尿で悩んでいませんか?
発達障害のわが子が夜尿症を持っていることも珍しいことではありません。
発達障害のわが子によっては
夜間の水分制限や排泄習慣が守りにくく、
下着が濡れた感覚が分からない、または気づかないことにより
夜尿症に悩まされているわが子もいます。
夜尿症とは5歳以降で月に1回以上のおねしょが3か月以上続く場合のことです。
夜尿症は5歳で15~20%、10歳で5~10 %、15歳で1~2%いると言われています。
一般的には夜尿症は成長と共に自然に治ると言われていますが
1週間で3回以上ある場合は3回未満と比べて自然に治りにくいとも言われているので
早めの病院受診を検討した方がいいですね。
夜尿症の原因は2つあります。
・寝ている間に作られる尿の量が多すぎる
・膀胱の容量が小さい
夜尿症の3大原則は
1、起さない
2、焦らない
3、怒らない です。
1、起さない とは
夜尿をしないように夜間トイレに発達障害のわが子を起こして行かせると、
わが子の睡眠リズムが崩れてしまいます。
それによって、
夜間の尿量を調節する抗利尿ホルモンの分泌が乱れてしまうので起こさない方がいいのです。
2、焦らない とは
夜尿は治すのには時間がかかります。数日で治ることはなく週ヵ月単位かかります。
なので、「夜尿症は治るのに時間がかかるもの」と思い
焦らないように自分の心を持って行くことが大切です。
その為には、他の姉弟や他の子どもと発達障害のわが子を比較しないことが必要です。
「何でこの子だけ夜尿があるの?」「ほかの子はないのにどうして・・・」と思うと
不安から焦りが出てきます。
発達障害のわが子も夜尿は嫌でどうにかしたいものなのです。
お互いに早く治りたいと焦りますが、
時間はかかると思い焦りの心をコントロールすることも必要です。
3、怒らない とは
夜尿は発達障害のわが子の意志に関係なく起こることです。
それを発達障害の子どもを持つ親のあなたに怒られると
自尊心や自己肯定感が下がっていきます。自分に劣等感を持ってしまいます。
また、怒られたくないからと夜尿したことを隠したりします。
なので、怒らないことが大切です。
夜尿症の3大原則とは別の対策としては
・寝る2,3時間前の水分制限が必要です。
寝る前に水分が多いとその分排尿も増えます。夜尿しやすくなるのです。
だから、寝る 2,3時間前から水分はとらないようにすることが大切です。
水分は寝る2,3時間前までにとるようにすることが必要ですね。
・体を冷やさないようにする。
お腹や体が冷えているとトイレが近くなります。
夏場よりも冬場の方がトイレが近くないですか?
なので、寝具や寝衣の調節して身体を冷やさないようにすることも大切です。
発達障害のわが子の夜尿は
発達障害のわが子にとっても、親のあなたにとっても焦りや不安はついてきます。
特に、発達障害のわが子の修学旅行などの行事があると
修学旅行で夜尿は大丈夫だろうかなど不安ですよね。
担任の先生に相談して対策をすることも必要ですね。
夜尿症での治療は数か月かかりますので、不安が強い方は早めの病院受診もお勧めします。
発達障害のわが子の夜尿症は親の育て方やわが子の性格、
おむつ着用などが原因ではないかと思われる方もいますが、それは関係ないです。
膀胱の容量だったりおしっこの作り過ぎだったりなので、
発達障害のわが子や親のあなたを責めないようにしてくださいね。
そして、発達障害のわが子の夜尿がない時には
「今日は夜尿しなかったね。良かったね」
「寝る前の水分とらないように頑張ったもんね、えらいね」など
発達障害のわが子をほめることも大切です。
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