発達障害 話し方
心理カウンセラーの
西浦まゆみです。
数日前は
きれいなお月さまでしたね。
久しぶりに、
発達障害の息子と
お月さまを見ました。
満月で明るいねと
話しながら、
じーっと
月を眺めていました。
5月は新緑の季節
新芽が出て、
緑が1番きれいな季節。
発達障害の子どもを持つ
親のあなたは
発達障害の子どもに
月や季節の変化を
意識して伝えていますか?
発達障害の子どもは
イメージできません。
定形発達の子どもであれば、
見ていなくても、
話を聞いて
イメージ出来るのですが
発達障害の子どもは
想像力がない為に
イメージ出来ないのです。
日常の何気ない
景色を見ていても、
意識した声掛けがないと
記憶には
残っていかないのです。
また、
私達もそうですが、
ただ見ているだけと
意識して見るのとでは
記憶に残る意味での
違いがあるのです。
○○の季節や
○○がきれいねと
いう話し言葉は
実際に見て
伝えていかなければ
発達障害の子どもには
分からないのです。
なので、
実際に見る事が
大切なのです。
その為の声掛けが
必要なのです。
例えば、
散歩や公園で新緑を
見かけたとします。
その時に
「今が葉っぱが
きれいな季節なんだよ」
「新芽(子供の葉っぱ)がでて、
緑がきれいな季節なんだよ」
など意識した声掛けをします。
発達障害の子どもは
どんな返答をするでしょう?
じーっと
見ているだけかもしれません。
「この葉っぱが
子どもの葉っぱ?」
などの返答が
返ってくるかもしれません。
月もそうです。
丸い月が満月
半分の月が半月など
月を見ながら
話しかけてみてください。
半分の月、
半分って何?と
返答があるかもしれません。
そういう時は、
丸い紙を作って
それを半分に切って
子供に半分の意味を
伝えてみたらどうでしょう
会話が広がって
いきますよね。
こういう会話の繰り返しで
発達障害の子どもは
季節感や言葉の意味を
理解していくのです。
なので、
意識した声掛けが
必要なのです
子どもの表情や反応をみて
ゆっくりとした口調で
伝えてみてくださいね。
特別な事ではなく、
日常の何気ない時に
少しだけ
あなたなりの言葉で
発達障害のわが子に
意識した声掛けを
してみてくださいね。
そして、
発達障害のわが子との会話を
楽しんでくださいね。