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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、
自分のことが嫌いだと思うことはありませんか?
発達障害のわが子やその親であるあなたも、
自分のことが嫌いと思っている人は多いのではないでしょうか?
日本人は集団的な意識が強く、人と違っていることに敏感に反応します。
日本独自の謙遜の文化が邪魔をして、
自分よりも人を立てていたら、いつの間にか
自分は人よりも劣っていると無意識に思ってしまっています。
そして、人と比べては自分はダメだ、こんな自分は嫌いとなっています。
また「自分のことが好き」=ナルシスト、わがまま、自己中心的という
負のイメージがあり
自分のことを好きと表現することに抵抗を感じる人も少なくはありません。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、自分のことが嫌いと思っていると、
発達障害のわが子にも伝わって、
発達障害のわが子にも自分のことが嫌いとなってしまいます。
自分の思っていることが、言葉や態度に出てしまうからですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、自分のことが嫌だと思っている時は
人間関係に行き詰まっている時が多いです。
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以前の私もよく「こんな私は嫌だ」
「こんな私は自分ではない」と思っていました。
仕事の同僚から注意をされたり、理不尽なことを言われた時に
どうして私だけ注意をされるのだろう、
こんなことが出来ないから注意をされるのかな、
出来るようになりたいのに、なかなか自分の思うようにならないと
疲れてしまっていました。
自分が嫌いな私は仕事では特定の人達にビクビクしていたし、
発達障害のわが子の言動にいつもイライラしていました。
ある時にそれではいけないと気がつき、完璧な人はいないし、
この人から好かれなくてもいいと思えるようになりました。
人だからみんなから好かれることもなければ、
みんなから嫌われることはないという事を知ってからは
自分のことを嫌いと思うことがなくなりました。
こんな私でもいいと思えるようになったからですね。
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他人の顔色ばかり見ていると、
無意識に自分に対してのハードルを上げてしまいます。
これも出来ないといけない、
あれも出来ないといけないと自分自身に無理なハードルを上げてしまうと
出来ない自分に嫌気がさしていきます。
そして、自分のことが嫌いになっていくのですね。
また、自分自身に無理なハードルを上げていくと、
同じように発達障害のわが子にもハードルを上げてしまいます。
発達障害のわが子に対して、
このくらいは出来ないと他の子との差が広がってしまう
親の私が悪いみたいに思われるかもしれない・・・と
発達障害のわが子に求めすぎてしまいます。
そうすると、発達障害のわが子も自分の許容範囲以上に求められてしまい、
自分はできない、何もできない自分はダメだ、嫌だとなってしまいます。
悪循環ですよね。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
「自分を嫌いだ」と思う時には、他人の目を気にしすぎていないか、
自分に無理なハードルを上げていないかを意識することが大切です。
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他人の目を気にすることは誰にでもあります。
しかし、他人の目を気にするあまりに、自分自身を嫌いになることはありません。
誰にでも得意なことや苦手なことはあります。
できるに越したことはないけれども、出来ないこともあってもいいのです。
私たちは人なので、何でもできるスーパーマンや神様ではないからですね。
そして、相性があります。
全ての人から好かれることはありませんし、嫌われることもありません。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、この人から好かれたいと思っても、
その人との相性が合わなければ、好かれないこともあります。
だからと言って、
発達障害の子どもを持つ親のあなたに魅力がないわけではないのです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたや発達障害のわが子は
それぞれの魅力があります。
ただ、その魅力に自分では気がついていないだけなのです。
自分が嫌だと感じた時には、
これも自分なんだと受け入れてみてください。
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そして、人は不完全だからこそ魅力があるのだと
自分なりの魅力があるのだと知ってください。
そう思えると、自分が嫌いという思いに捉われなくなります。
試してくださいね。
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