発達障害 話し方ブログ

発達障害っ子が望ましい行動をするためにはご褒美が必要?

更新日:


発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。

発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子が好ましい行動をするためには、
ご褒美をあげた方がいいのか悩んだことはありませんか?

私はあります。

発達障害の息子をご褒美で釣って、好ましい言動をさせた方がいいのか
でも、そうしたら、
発達障害の息子はご褒美のためだけにしか好ましい言動をしなくなるのではないかと
色々と考えた時がありました。

実際にパートナーが発達障害の息子に
「これをしたら、お菓子を買ってあげる」
「宿題をしたら、〇〇に連れて行ってあげる」と言うのを聞いた時に、
それは、だめじゃないの?と思っていました。


私は、宿題をするのも学校の準備をするのも発達障害の息子にしたら、
しなければいけないことなのに、自分のためにしているのに、
それを物で釣るなんて・・・という考えがあったからです。

でも、よくよく自分のことに当てはめてみると、
仕事を頑張った自分、家事を頑張った自分、育児を頑張った自分にその時々で
ケーキやちょっとしたお菓子を買って自分のご褒美にしていました。

自分にはご褒美をしているのに、
発達障害の息子にはご褒美はいけないなんて違うのではないかとも思いました。

だからと言って、発達障害の息子に
ご褒美を積極的にしていいのかという不安もありました。

発達障害の息子にご褒美のためだけに、何かをして欲しくない、
自分のためにしているんだという認識を持ってほしいと思っていたからですね。

発達障害のわが子は苦手なことが多いです。


それは、発達障害のわが子は
それまでの過去の経験から、人と比べられできない自分がいたり、
できるまでの時間がかかったり、怒られたり注意をされたりしている内に
自分にはできない、どうせ自分なんて・・・、
これができなかったらまた怒られるのではないかという不安があるからです。

なので、まずは、発達障害のわが子が
自分の不安解消のために行動できるようにすることが大切です。

その1つの方法として「トークンシステム」があります。

「トークンシステム」とは、発達障害のわが子に望ましい行動を増やし、
望ましくない行動を減らすための行動療法の一種です。

「トークンシステム」では、
発達障害のわが子が望ましい行動をすると、トークンと呼ばれる目印がもらえます。

トークンを集めて
発達障害のわが子が好きなおもちゃやお菓子と交換できるシステムです。

私たちが利用している、ポイントカードのようなものですね。

発達障害のわが子と何を課題にするかを話し合って決めます。
この時に好ましくない行動をしたときのペナルティーも一緒に話し合います。

課題を考える時には、
発達障害のわが子が少し頑張ればできることを課題にすることですね。

トークンシステムはトークン表を作成します。

トークンを何個もらえたら、ご褒美に何をあげるかと
何をしたらペナルティーとして、どうするのかを発達障害のわが子と話し合うことです。

例えば、ゲームばかりして宿題をしない発達障害のわが子がいたら、
ゲーム時間を決めて、それができたらトークンを1つ挙げる。

10個集まったら、百円のお菓子を買ってあげる。

ゲーム時間を過ぎてもゲームをしていたら、ペナルティーとしてトークンを1つ貰う
トークンがなかったら、その日か次の日のおやつ無しにする・・・などです。


発達障害のわが子と話し合って決めることによって、
発達障害のわが子との会話もできるし、意識づけもできます。

トークンのメリットは、小さなことでも達成感を持つことができることと、
発達障害のわが子が自分の課題を視覚化することによって
意識づけすることができることです。

ここで大切なことは、好ましい行動ができ、トークンを上げる時には、
大袈裟というほどに褒めることです。

そのときの褒める時には、
具体的に発達障害のわが子が行った行動を褒めることです。

ただ、頑張ったねと発達障害のわが子に褒めるだけではなく、
「ゲーム時間を意識して守れれたね、すごいよ」
「時間を見ていたの?」というように、
発達障害のわが子がした言動を褒めることですね。

試してくださいね。

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