発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
私は初盆で発達障害の21歳になる息子と帰省していました。
発達障害の息子は帰省で年の近い従兄弟たちとの談笑や
親戚の人との初盆の手伝いを近くで見守っていました。
その中で、発達障害の息子は1つ上の従兄弟に色んな話をしていました。
私が従兄弟と話をしている時も話に加わり、
その中で人の話を聞かず自分の話ばかりになっていく息子を見ながら
息子の実年齢と精神年齢の差でこうなっていると頭ではわかっているのに、
気持ちがついていかない自分がいることにどこかで納得していました。
以前よりも発達障害の息子と従兄弟同士の会話に、
神経を使うことは無くなりましたが、
以前の私は発達障害の息子の言動で、従兄弟から発達障害の息子が拒絶をさせないか、
バカにされて発達障害の息子が傷つかないかと言うことばかりに気を張っていました。
いつしか、それでは、
発達障害の息子にとっては良くないことだと考えるようになってきました。
私はシングルマザーで発達障害の息子は一人っ子なので、
いつかは、私がいなくなっても
発達障害の息子が助けを求める人ができるようにしなければいけないと
思ったからですね。
発達障害の息子が従兄弟とも対等ではないにしても
それなりの関係を築いていていけるように、
そのためには、私が息子を守りすぎてもいけないし、
息子に求めすぎてもいけないことに気が付いたからです。
従兄弟は私の身内であるので、話をしたりして信用はできるし、
親戚の集まりなどで会う機会も多いし、発達障害の息子が好意的なので
息子との関係がいい感じになればいいなという私の思いもあります。
だから、最近では、発達障害の息子が従兄弟と話をしている時には
見守るようにしています。
そして、こっそり、従兄弟に発達障害の息子のことをどう感じて、
どう思っているのかを聞いてフォローをしています。
今の所、従兄弟も発達障害の息子については幼い印象はあっても、
好意的に捉えているので親の私はホッとしています。
ただ、発達障害の特性がある息子は実年齢より精神年齢が幼く、成長はゆっくりです。
だから、見た目は大人で中身は子どもの息子は、
従兄弟同士の会話の中でも、溶け込めない時があり、
それを聞いている私は頭ではわかっていても、
なんとなく気持ちがついていかないこともあります。
しかし、その度に私が発達障害の息子にもう少し人の話をちゃんと聞いてほしい、
自分の話を大袈裟に話さないでほしいと
発達障害の息子に自分の期待や思いを持っていることにも気付いていきます。
発達障害の息子は息子なりのペースで、色々な嫌な経験もしながら、
自分がどう振る舞ったらいいのかを考えていくことが大切だとは頭でわかっていても、
それを見守る私が息子が人から嫌われたくない、好意的に見てほしいと思っているから
否定的な態度を見ると、私が嫌な思いをしているのではないだろうかと思っています。
つまりは、私は発達障害の息子のためと思いながらも、
自分が傷つきたくない、
嫌な思いをしたくないと思っているんだなと感じる時があります。
それを自覚することによって、
冷静に発達障害の息子と向き合っていけるようにもなっていくんだなと感じつつ
発達障害の息子と共に親の私も自分の感情に向き合っていくんだなとも思っています。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子の言動で頭ではわかっているのに、
自分の感情がついていかずに戸惑うことはありませんか?
その度に発達障害のわが子に
親のあなたの感情をぶつけてしまうことはありませんか?
親のあなたの感情をぶつけてしまうのは、
発達障害のわが子を親の思うようになって欲しいとの期待があるためです。
発達障害のわが子にはわが子のペースがあり、
戸惑ったり、困った時にわが子は考え、何をしたらいいのかを学んでいきます。
親の私たちはそれを手助けすることが大切です。
私たち親も自分の感情に向き合っていきながら
発達障害のわが子と成長していくものです。
一緒に成長していきましょうね。
発達障害のわが子への話し方や接し方をもっと知りたい方は
下記をクリックしてください。
発達障害 話し方無料メールセミナー