
発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
私には23歳になる発達障害の息子がいます。
その息子が何気なく布巾を絞ったのをぼんやりと眺めていて
ふと気づきました。
発達障害の息子が中学校の時には上手く布巾を絞れず、
水分を多く含んだ布巾で拭き掃除をしていたのでビチャビチャでした。
それが、いつの間にか布巾絞りが出来るようになっていることに
感慨深いものを感じます。
発達障害の息子が三輪車がうまく乗れないこと
発達障害の息子がピアニカが弾けないこと
発達障害の息子が靴紐を結べないこと・・・
など、私はその時々でなんでこんな簡単なことができないの?
何で息子はこんなに不器用なんだろうとイライラしていました。
今の私ならわかりますが、
その時の私は発達障害の息子のことが何もわかっていなかったのですね。
だからこそ、イライラしてしまう自分に嫌悪感を抱いていました。
私が簡単だと思っていることは、
発達障害の息子には難しいことだったのです。

それは、発達性協調運動症が関係していたのではないかと思っています。
発達性協調運動症とは、身体のバランスがうまく取れずに
自分の身体なのに上手に扱えない、転びやすい、タイミングよく動けない、
細かい力加減ができずに左右の四肢(手指)や
見え方と動作の大きさを調整(協調)することが苦手で、
書字や工作、ハサミ、楽器などの道具使用に困難が見られる状態のことを言います。
私たちが何気にしている動作は、
視覚や聴覚と四肢(手足)が連動して行われています。
三輪車を乗るには、目で行き先を確認して、
手と足をそれそれが別に動かすことが必要です。
それは、視覚や聴覚と手足の動きがそれぞれが連動して動いていくので、
複雑な動きになります。
それが、当時の私には分からなかったので、
できない発達障害の息子にイライラしていたのですね。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、当時の私と同じように
発達障害のわが子の協調運動ができないことに苛立ちを感じていませんか?
私たち親が簡単だと思うようなことは
実は複雑な動きを必要としているので、
発達障害のわが子の状態では難しいことも少なくはありません。
だからこそ、発達障害のわが子の状態に合わせた対応が必要です。
意識してくださいね。
発達障害やコミュニケーションの知識、話し方を詳しく知りたい方は
下記をクリックしてください。
発達障害 話し方無料メールセミナー