発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
先日、知り合いのお子さんがテストや宿題が大変と話をしていて
発達障害の高3になる息子が
小学生の時のテストや宿題のことを思い出しました。
発達障害の息子が小学生の時は普通のクラスで
毎日の宿題に追われていました。
しかし、
発達障害の息子の宿題を一緒にする度に、私はイライラしていました。
普通のクラスだから、
勉強は差が出るけど宿題は提出させなければいけないと
当時の私は思っていたのです。
しかし、
「こんな簡単な問題もわからない、なんで?」
当時の私は宿題に時間がかかる息子に対しイライラしかなかったのです。
普通クラスだからとテストの点数なんて、
良い点数なんて初めから期待はしていません。
どんな点数でもいいと思っていました。
ただ、宿題に時間がかかる、私の時間がない、
いつも追われる意識しかなかったのです。
今にして思えば、
私にとっては気づくための時間だったけど、
発達障害の息子にとってはもったいない時間だったと思います。
もっと息子にあった勉強をしていればよかったと後悔しました。
なぜなら、
算数で時間をかけて掛け算を覚えたにもかかわらず
日常生活に生かすことが出来ないからです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
当時の私の様に宿題や学校の勉強で頭を悩ませてはいませんか?
発達障害のわが子は学校の勉強はしていますか?
何のための勉強をするのでしょう?
発達障害のわが子の為ですよね。
発達障害のわが子が困らない為ですよね。
当時の私は目的と手段を勘違いしていたのですね。
宿題をしたら息子も困らないだろうとしか考えていなかったのです。
何のために勉強をするのかを
きちんと考えていなかったのですね。
私は学校の勉強で足し算、引き算、掛け算、割り算、
文字が分かる、文章が書ける、本を読めて解るが出来ればいいと思っていました。
でも、それだけでは足りなかったのです。
息子は日常生活に
学校でに学んだことを上手く活かせなかったからです。
だから数字や文字など学校で学んだことを
日常生活に生かすための声掛けも大切なのですね。
例えば、算数での計算は買い物に生かす。
どの位の金額でどの位のお金が必要かがわかる。
国語は説明書を読んだり、看板を見るために生かす。
ラーメンを作る時に説明書を読んで作ることが出来るなど。
学校の勉強を日常生活に生かしていくと
発達障害のわが子が自分で出来る事が増えていくのですね。
その為の声掛けを意識してくださいね。
そして、
親子での会話を楽しんでください。