発達障害 話し方ブログ

発達障害のわが子と離れて気づくこと

投稿日:

発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。

社会人になった発達障害の息子は寮生活をしています。

障害者用のグループホームですね。

グループホームといっても色々とあります。

どのグループホームも自立のための支援という目的は同じですが
その手段がそれぞれで違います。

日中や夜間に指導してくれる人がある所もあれば、日中しかいない所など
その施設で違います。

社会人になったばかりの息子が利用しているのは、日中指導してくれる人がいる施設です。

個室で、トイレやお風呂は共同、食事も食堂で他の利用者さんと食べます。
当番で食事作りもします。寮のようグループホームですね。

利用者さんの年齢層も幅広いです。

そんな中で社会人になったばかりの発達障害の息子は生活しています。

まだ慣れないので、週末は自宅に帰るような生活スタンスをとっています。

発達障害の息子はいずれは一人暮らしが出来るように
今学んでいると先日友人に話をしていました。

私には、金銭管理が自分では出来ないから、
寮の指導員に人からも教えてもらって出来るようにしたいと
思っていると話をしてくれました。

発達障害の息子と離れた生活をすることで、
今までとは違った視点で息子や自分のことを見るようになりました。

息子と離れてみると、
発達障害の息子が私にたくさんの愛情をくれていたことに気が付きますね。

発達障害の息子は息子なりの言葉で、その時に思ったことを一生懸命に話してきます。

その度に思いを伝えることの大切さを教えてくれます。

「思い」は伝えていかないと分かりません。
言わなくても雰囲気でわかる、言いたくないから空気を察して・・・と
思う時はありますが、発達障害のわが子には伝わらないのですね。

それに、人間関係においても、色々な誤解や気持ちの行き違いがあって悩んでいきますよね。

自分の思いや考えを伝えても、伝えなくても、誤解をされる時や行き違いは出てきます。

これは、お互いの価値観の違いがあるからですね。

そして、自分の思いや価値観を伝えようとするかしないかも大切なのです。

そもそも、自分の思いを言葉にして伝えないと人には伝わりません。

自分の都合が悪い時ほど発達障害のわが子に伝えたくない時はありますよね。

例えば、発達障害のわが子に対して
自分の気持ちのコントロールが出来ずに八つ当たりした場合。

こんな時は「さっきは八つ当たりをしたお母さんが悪い」と正直に伝えることも大切ですね。

そうしていかないと、発達障害のわが子は自分が出来ないから…と
勘違いをして自己否定することがあるからですね。

その時その時に自分の気持ちを伝えていかないと発達障害のわが子には伝わらないのです。

思いは人それぞれにあります。

大切な事は思いを伝える意識をする事です。

言わなくてもわかってもらえる、どう伝えたらいいのか分からない、
何を思っているのかが分からないと思う時はあります。

親子だから、時間がないから・・・と話さなければいけないことを後回しにしたり、
発達障害のわが子の話を聴かなければいけないことを後回しにしたりしたら、
伝わるものも伝わらないのですね。

だから、発達障害のわが子との会話はタイミングと
自分の感じたことは言葉に出して伝えるように意識することが大切なのです。

試してくださいね。

そして、発達障害のわが子との会話を楽しんでください。

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