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発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子がよく忘れ物をすることにイライラしていませんか?
発達障害のわが子は自分の記憶力のなさに苛立ちがないですか?
発達障害のわが子が忘れ物や会話で話した内容を忘れていくのは
ワーキングメモリーが少ないからです。
ワーキングメモリとは、文字どうり作業のための記憶。
単に記憶するのではなく、
何かの作業をするために一時的に情報をとどめておく働きのことです。
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ワーキングメモリは情報を整理したりするときの「脳のメモ帳」のようなものですね。
ワーキングメモリが少ない場合は、一度にやることが多いとパニックになりやすいです。
エアーキングメモリは情報を一時的にとどめておく場所なので容量には限りがあります。
そして、個人差があります。
発達障害のわが子はこのワーキングメモリの容量が少ない場合が多いのですね。
なので、一度に2つ以上のことが覚えられずに忘れ物をしやすいのです。
ワーキングメモリはネガティブなストレスに弱いです。
不安や恐怖などのネガティブな感情は反復思考をします。
この反復思考によってワーキングメモリが占領されるのです。
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脳のメモ帳で言えば3枚しかないのに、
不安や恐怖と言ったネガティブな感情に2枚使っているので
残り1枚しかない状態になります。
つまりは、1つのこと以外は入らないということですね。
なので、発達障害のわが子が忘れ物や話した内容が入らない時は
このワーキングメモリの容量が少ない為なのです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが怒りに任せて話しても、
発達障害のわが子には通じません。
発達障害のわが子はワーキングメモリの容量が少ないので
不安や恐怖が先にあると、
その感情がワーキングメモリを占めてしまうので話が入っていかないのですね。
なので、
発達障害のわが子に話をする時にはネガティブな感情を取り除いてから
いい言葉で話をしていきましょう。
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いい言葉を使うことは親のあなたにとっても
発達障害のわが子にとってもいいのです。
人は言葉によって不安になったり、うれしくなったりします。
いい言葉は話をする方も話をされる方も幸せな気持ちになります。
ネガティブな感情にならない為にも、ワーキングメモリの容量を占めない為にも
ポジティブな言葉を意識してください。
そして、ワーキングメモリが少ない発達障害のわが子には
2つ以上のことはよりは1つのことから始めて行きましょう。
試してくださいね。
そして、発達障害のわが子との会話を楽しんでください。