発達障害 話し方心理カウンセラーの西浦まゆみです。
社会人になった息子が「これっ」とカーネーションの花束を手渡してくれました。
照れくさそうな、うれしそうな表情で手渡してくれました。
私はカーネーションの花束もうれしいのですが、
何よりも発達障害の息子の気持ちがうれしく胸の奥がポカポカしてきました。
優しい気持ちはいいですね。
このカーネーションを見る度に自然と笑顔になります。
こんな時いつも私は発達障害の息子に教えられます。
そして、思い出させられます。
「見返りを求めず与える人になろう」と。
人は思いをもらったら、その思いだけ返してほしいと思うものです。
つまりはギブ&とテイクですね。
私たちは仕事でもプライベートでも無意識にこのギブ&テイクをしています。
仕事の成果としてお金が支払われる。
人に何かプレゼントをしたら、お返しにプレゼントをする。
この繰り返しでいつの間にか
何かをしたら何かが返ってくると無意識に思ってしまうのですね。
だから、自分の思いに自分の行いに見返りを求めてしまうのです。
そして、自分の思いや行いに対して自分の思うような見返りがない時に
失望感や怒りが出てきてしまうのですね。
発達障害の子どもをもつ親のあなたはどうでしょうか?
発達障害のわが子に対して見返りを求めていませんか?
発達障害のわが子に対して、
親のあなたがこんな人になってもらいたいと自分の思いを押し付けていませんか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたは自分の思う通りに行かず
イライラしていませんか
これは、自分の思いを自分の思うように返してほしいというギブ&テイクだからです。
ギブ&テイクな思考では幸せにはなれません。
相手に求めてばかりでは心がきつくなるからですね。
なので、「求めるよりは与える」ことを意識してはどうでしょうか?
見返りを求めるのではなく、ただ自分がしたいからと与えることですね。
ただ与えるのは甘えさせるのではありません。
発達障害のわが子の言うようにする
発達障害のわが子のほしい物をほしいだけ与えるのではないのですね。
発達障害のわが子がわがままや自己中心的な性格にならないように
道徳的な視点もふまえることが大切ですね。
物ではなく
あたたかい気持ちや言葉、笑顔をただ与えていくだけでもいいのです。
「見返りではなく与えること」を意識してくださいね。
そして、発達障害のわが子との会話を楽しんでください。